「英語を話せるようになりたいけど、どのAI英会話アプリを選べばいい?」
そんな悩みに答えるために、この記事では人気の英会話AIアプリ7つを徹底比較します。
- ChatGPT
- Gemini
- TerraTalk(テラトーク)
- DiaTalk(ディアトーク)
- Speak(スピーク)
- ELSA Speak(エルサスピーク)
- SpeakBuddy(スピークバディ)
それぞれ特徴・メリット・デメリット・どんな人に向いているかをまとめました。なお、本記事で紹介している内容は、私自身が実際にこれらのアプリを使いながら感じたポイントや使用感をもとにまとめています。
英語学習アプリ選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
英会話AIアプリを選ぶときのポイント

英会話AIアプリは「どれでもOK」ではありません。目的によって選ぶべきアプリは変わります。
●チェックすべき4ポイント
- 話す量が増えるか(アウトプット中心か)
- 発音の改善機能があるか
- 日本語サポート・教材の質はどうか
- 料金・続けやすい設計か
この記事ではこの基準をもとに比較しています。
1. ChatGPT(チャットGPT)
特徴
- 世界で最も使われている生成AI。
- 自由なフリートーク、英文添削、単語練習、発音アドバイスまで何でもできる。
- 英語の質問にも即答してくれるので“英語の先生”としても優秀。
メリット
- 自由度が圧倒的に高い(どんなテーマでも会話可能)
- スピーキング・ライティング・リーディングを1つで対応
- 英作文の添削が非常に精度高い
- コスパが高い(無料でもある程度使える)
デメリット
- 会話型のUIではないので「英会話アプリっぽさ」は弱い
- 発音矯正の専門機能はやや弱い
- 自分で“英語を話す仕組み”を作らないと習慣化しにくい
向いている人
- とにかく自由に英語で話したい
- 英作文・仕事の英語・プレゼン用の英語も練習したい
- 月額をできるだけ抑えたい
ChatGPTとの英会話の概要が知りたい方は下記を参考にしてください。
ChatGPT(AI)英語学習完全ガイド|効果と活用法を徹底解説
2. Gemini(ジェミニ)
特徴
- Googleが開発した最新AI。
- 学習計画や復習、英文チェックなどが得意。
- Google系アプリとの連携が使いやすい。
メリット
- 語彙学習・文法学習など“基礎固め”がしやすい
- ChatGPTに近いが、Google検索との連携が強み
- 料金は比較的手頃
デメリット
- 英会話に特化した音声レッスンは弱い
- 日本人向けの学習カリキュラムは少なめ
- 発音矯正は専門アプリほどではない
向いている人
- Google派 / Androidユーザー
- 英文を書いたり調べ物しながら学びたい人
- 会話というより「学習全体」をAIで管理したい人
👇ChatGPTとの比較をした記事があるので興味あれば参考にして下さい。
ChatGPTとGeminiの英会話機能を初心者向けに徹底比較!
3. TerraTalk(テラトーク)
特徴
- 日本製のAI英会話アプリ。
- 教育機関でも多数導入されている本格派。
- レベル診断 → 弱点分析 → 専用レッスンを自動生成してくれる。
メリット
- 発音・文法・語彙の弱点をAIが細かく分析
- 日本人学習者向けの教材が多い
- 学習の習慣化に強い(学校仕様で作られている)
デメリット
- フリートークの自由度はそこまで高くない
- UIにやや“学校感”があり、堅め
- 発話量をひたすら増やしたい人には物足りない
向いている人
- 日本語の説明が欲しい中級者
- 文法・発音をしっかり固めたい
- “弱点克服型”の学習をしたい人
👇テラトークについて詳細が知りたい方は下記を参考にしてください。
テラトーク(TerraTalk)の料金・評判・効果は?実際に使ってみた感想と解約方法も紹介
4. DiaTalk(ディアトーク)
特徴
- “予約不要のAIネイティブ講師”と会話できるアプリ。
- とにかくすぐ話せるシンプル設計。
- 10分でもサクッと会話したい人向け。
メリット
- 思い立った瞬間に会話スタート
- 気軽に英語を話す習慣を作りやすい
- 初心者でも取り組みやすいUI
デメリット
- 発音矯正や深い文法フィードバックは弱め
- カリキュラムや教材面はシンプル
- 中上級者には少し物足りない可能性
向いている人
- 毎日10分の“英語を話す習慣”を作りたい
- とにかく気軽にアウトプットしたい人
- 学習より「英語に慣れる」を優先する人
👇実際に使ってみた感想まとめてるので参考に
ディアトーク(Diatalk)を1か月使ってみた感想とメリット・デメリット【口コミ・レビュー】
5. Speak(スピーク)
特徴
- 「話す量」を最重視したAI英会話アプリ。
- シリコンバレー発で、世界的に利用者が急増中。
- ロールプレイ・模擬対話が非常にリアルで自然。
メリット
- とにかく話す量が圧倒的に多い
- 会話内容に対してAIがリアルタイムで評価
- 上級者でも負荷が高く、鍛えられる
- 自然な英会話表現が身につく
デメリット
- 料金はやや高め
- 英語初心者には難しい場合がある
- 発音細部の矯正はELSAほどではない
向いている人
- 英語を話せるようになりたい中級〜上級者
- とにかくアウトプット量を増やしたい
- 海外で働く・留学するレベルを目指す人
6. ELSA Speak(エルサスピーク)
特徴
- 発音矯正に特化したAIアプリの代表格。
- 英語音声の誤差を超細かく数値化してくれる。
メリット
- 発音の改善効果はトップクラス
- 苦手音(R/L、TH、V/Bなど)を徹底修正できる
- 発音テストで弱点が一目でわかる
デメリット
- 会話量は少なめ
- フリートークより「発音レッスン」が中心
- 会話力を上げたい人にはこれだけでは不十分
向いている人
- 発音を本気で直したい
- 英語が聞き取れない原因を見つけたい
- TOEFL・IELTSなどスピーキング試験対策にも◎
7. SpeakBuddy(スピークバディ)
特徴
- 日本人向けに作られたAI英会話アプリ。
- 1日10分の継続がしやすい設計。
- 初心者〜中級向けの教材が豊富。
メリット
- 日本語の解説が丁寧でわかりやすい
- 続けやすいUI
- AIとの会話も自然で初心者でも安心
デメリット
- 中上級レベルでは物足りなくなる
- 発話量はSpeakほど多くない
- 発音矯正はELSAより弱い
向いている人
- 英語学習を始めたい初心者
- 日本語サポートが欲しい人
- 毎日10分の習慣学習がしたい人
【料金比較】主要AI英会話アプリの料金一覧

以下は、各アプリの代表的な料金プランをまとめたものです。(※時期やキャンペーンにより変動する場合があります)
| アプリ名 | 月額プラン | 年額プラン | 備考 |
|---|---|---|---|
| ChatGPT | 無料プランあり / Plus:約¥3,000前後 | — | 英会話特化アプリではないが万能型。 |
| Gemini | 無料あり(Gemini Advancedは月額制) | — | 英会話専用アプリではない。 |
| TerraTalk | 約¥1,760〜¥1,950/月 | 約¥9,900(6ヶ月) | 学習管理と弱点克服に強い。 |
| DiaTalk | ¥4,380/月 | ¥39,400/年(約¥3,283/月) | 予約不要で話せるAI講師型。 |
| Speak | 約¥3,800/月 | プランにより変動 | とにかく話す量重視。 |
| ELSA Speak | 約¥900/月 | 約¥6,099/年 | 発音矯正特化。永久プランあり。 |
| SpeakBuddy | ¥3,300/月 | ¥23,800/年(約¥1,983/月) | 日本語サポートが手厚く続けやすい。 |
【比較表】7つのAI英会話アプリまとめ

| アプリ名 | 強み | 弱み | おすすめの人 |
| ChatGPT | 自由度が高く何でもできる | 発音は弱め | 自由に英語を話したい中級者 |
| Gemini | 学習全体の管理が得意 | 会話特化ではない | Google派の学習者 |
| TerraTalk | 弱点分析が強力 | フリートーク性は低い | 文法・発音の弱点を直したい人 |
| DiaTalk | 気軽にすぐ話せる | 高機能ではない | 英語に慣れたい初心者〜中級 |
| Speak | 発話量が圧倒的 | 料金高め | 本気で話せるようになりたい人 |
| ELSA Speak | 発音矯正最強クラス | 会話量が少ない | 発音改善したい全レベルの人 |
| SpeakBuddy | 日本語サポート充実 | 中級以上には物足りない | 習慣化したい初心者〜中級 |
【結論】目的別の最適アプリ
英会話AIアプリはそれぞれ得意分野が異なるため、目的に合わせて選ぶことで学習効率が大きく変わります。以下に、あなたの目的別に最適なアプリをまとめました。自分の英語学習スタイルに合ったアプリを選ぶことで、より効果的に上達を目指せます。
■ とにかく話したい人
→ Speak / ChatGPT
■ 発音を本気で良くしたい人
→ ELSA Speak
■ 毎日10分だけ続けたい初心者
→ SpeakBuddy / DiaTalk
■ 文法・弱点克服をしたい
→ TerraTalk
■ 英語の仕事・資料作成にも使いたい
→ ChatGPT / Gemini
