製造業で英語を学ぶメリットと使う場面

英語学習

私は製造業で働いています。

オペレーター・製造技術・開発

の経験があります。

製造業で英語を勉強するメリット・どんな場面で英語を使うのかを説明しました。

製造業で働いてて英語をこれから始めようと思ってる方

また既に英語力があってモノづくりにも興味がある方

の参考になれば幸いです。

製造業で英語を学ぶメリット

製造業で英語を学ぶメリットは何といっても

周りに英語をできる人がいないので差別化できる点です。

以下を見てもらうとわかるのですが、製造業のTOEICスコアは最下位です。

↓引用元 TOEIC公式レポート

https://www.iibc-global.org/hubfs/library/default/toeic/official_data/pdf/DAA.pdf

つまり製造業は周りの英語レベルが低いので

少し勉強するだけで周りと差別化することが出来ます

実際私もTOEIC705点を取得したときに

上司に言うとすごいとかなり褒められました。

X(旧twitter)等では900点超えが沢山いるので、

大した点数だと思っていませんでしたが、

世間的に(特に製造現場)みると

700点を超えるだけでも周りからすごいと思われるみたいです。

また、差別化されてるおかげで、

「英語得意らしいから、監査対応が必要な開発に異動してみない?」

と声をかけていただきました。

チャンスが思わぬところから降ってくる可能性があるので、

製造業で英語を勉強する価値は大いにあると私は思っています。

どんな場面で英語使うのか

それでは具体的にどのような場面で英語を使うのか紹介していきます。

生産設備の設定・メッセージ確認

設備の言語は基本英語です。

設定を変更する際、設備の各設定の意味を理解している必要があるので英語がとても役立ちました。

たまに設備のアラームがなりますが警告文も英語なのでここでも英語を使います。

「翻訳サイトを使えば良いのでは?」

と思う方いると思うのですが、

工場内はインターネット無し、携帯電源OFFなので(私の会社の場合)

現場で翻訳サイトを調べることが出来ません

また、いちいち翻訳をしていてはその間に不良品を作り続ける可能性があるので

翻訳なしで設備の警告文など読める必要があります

設備を触る際に英語がとても役に立ちました。

特許関係の業務

他社の特許を読む時は翻訳サイトを使えるので問題ないのですが。

社内の文書は機密の関係で翻訳サイトが使えません

今後AIの登場で翻訳の仕事が無くなると思ってる方多いと思いますが、

機密関係の翻訳に関しては無くならないと思います。

AIを使うとどこから情報が漏れるか分からないからです。

外国人オペレーターとのコミュニケーション

外国人オペレーターと毎日話すことは無いのですが、

特別に指示が必要な時は話をしていました。

1人シンガポールから来ている人がいてその人と何度か話をしました。

今後移民が増えて外国人労働者の方が増えると必然的に英語を使う機会増えるような気がしました

海外監査員来社時の対応

個人的にはこれが一番大変です。

まだ数回しか対応したことありませんが

余計なことを言えない

相手の質問に正確に答える必要がある

答え方次第でこちらの宿題が増える

ので冷や汗かきながら対応しています。

もし監査対応するならスピーキング力とリスニング力はマストです

さいごに

製造業での英語の活用について私の経験を踏まえて共有してみました。

製造業で働いてて英語をこれから始めようと思ってる方

また既に英語力があってモノづくりにも興味がある方

の参考になれば幸いです。