「シャドーイングで英語の発音を上達させたいけど、どんな教材を使えばいいの?」「毎日続けられる練習方法が知りたい」——そんな悩みを抱えていませんか?
実は、ChatGPTやGeminiなどのAIツールを使えば、自分のレベルや目標に合わせた教材を無料で作れます。
しかも発音のフィードバックまでAIに頼めるので、従来のシャドーイング学習とは比べものにならないほど効率よく発音を上達させることができます。
私(HAKU)は工場オペレーターからAI英語学習でエンジニアに転職した経験があります。
当時はAIツールがなく手探りで練習していましたが、
今ならChatGPTやGeminiを活用することで、
私が何年もかけてたどり着いた学習法をずっと短期間で実践できます。
この記事では、初心者でも今日から始められるAI英語シャドーイングの具体的な方法を5ステップで解説します。
📋 この記事でわかること
- AI英語シャドーイングとは何か、従来との違い
- ChatGPT・Geminiで無料教材を作る具体的な方法
- 初心者でもできる5ステップのシャドーイング実践法
- AIフィードバックで発音を効率よく上達させるコツ
- つまずきやすいポイントと継続するための解決策
AI英語シャドーイングとは?従来との違いを初心者向けに解説
シャドーイングとはどんな練習法か
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら0.5〜1秒遅れで声に出してついていく練習法です。
もともとは通訳訓練として開発された方法で、英語のリズム・イントネーション・発音を体に染み込ませるのに非常に効果的です。
通常の音読と違い、「聞く」と「話す」を同時に行うため、脳と口の両方をフル活用します。
これにより、英語特有の音の変化(リエゾン・フラッピングなど)を自然に身につけることができます。
「シャドーイングって最初はめちゃくちゃ難しいですよね。私も最初は全然追いつけなくて、ちょっと自信をなくしました。でも続けていくうちに、英語のリズムが体に入ってきた感覚があって、それがすごく嬉しかったです。」
AI英語シャドーイングが従来と違う3つのポイント
従来のシャドーイング学習には、大きく3つの課題がありました。それが、AIを使うことで一気に解決します。
| 課題 | 従来の方法 | AIを使った方法 |
|---|---|---|
| 教材選び | 市販CD・アプリに依存 | テーマ・レベルを指定して即作成 |
| 発音チェック | 自分で録音して確認のみ | AIにフィードバックを依頼できる |
| コスト | 教材購入費がかかる | 無料AIツールで完結 |
結論からいうと、AIを活用すれば教材費ゼロで、自分専用のシャドーイング教材を無限に作れます。
これは、従来の英語学習では考えられなかったことです。
では次に、具体的な教材の作り方を見ていきましょう。

AI英語シャドーイングの教材の作り方【無料でできる】
AI英語シャドーイングで最初にやることは、練習用テキスト(スクリプト)を用意することです。
ここではChatGPTとGeminiを使った2つの方法を紹介します。
どちらも無料で使えるので、まずは両方試してみることをおすすめします。
ChatGPTで教材を作る方法
ChatGPTは、指定したテーマやレベルに合わせてシャドーイング用スクリプトを瞬時に生成してくれます。
以下のようなプロンプトを使ってみてください。
「英語初心者向けに、日常会話(コーヒーショップでの注文)をテーマにしたシャドーイング用スクリプトを作ってください。英文は1文30語以内で、ゆっくり話すスピードを意識した自然な表現を使ってください。英文の後に日本語訳もつけてください。」
このプロンプトのポイントは3つです。
まず「初心者向け」とレベルを指定すること。
次に「コーヒーショップ」のようにシーンを具体的に絞ること。そして「30語以内」のように難易度を数値で制限することです。
スクリプトのテーマは自分の興味に合わせて自由に変えられます。
たとえば「職場での英語メール」「海外旅行の空港アナウンス」「TEDトークのスタイルで」など、どんな場面も作れます。
「私がよく使うのは、仕事に関連したシーンのスクリプトです。エンジニアとして使う英語表現で作ってもらうと、勉強しながら実際に使える表現も身につくので一石二鳥ですよ。」
Geminiで教材を作る方法
GeminiはGoogleのAIで、ChatGPTと同様にシャドーイング教材を作れます。
Geminiの特長は、Google検索と連携しているため、
最新のニュースや時事的なトピックを素材にしたスクリプトが作りやすい点です。
「英語中級者向けのシャドーイング教材を作ってください。テーマはAIと仕事の未来についてです。ナチュラルスピードの英語で、1段落4〜5文程度でまとめてください。日本語訳も添えてください。」
また、GeminiにはGemini Liveという音声会話機能もあります。
テキストのシャドーイングに慣れてきたら、Gemini Liveで実際に英語で会話する練習に発展させると、より実践的なスピーキング力が身につきます。
📎 関連記事:スマホで今すぐ試せる!Gemini Liveで英語練習する方法7ステップ
教材が用意できたら、いよいよ実際のシャドーイング練習に入りましょう。
ChatGPTを使ったAI英語シャドーイングの方法【5ステップ】
ここからは、ChatGPTを使った具体的なシャドーイング練習の5ステップを解説します。初心者の方はこの順番通りに進めることで、無理なく発音を上達させることができます。
ステップ1|ChatGPTにスクリプトを作ってもらう
前章で紹介したプロンプトを使い、自分のレベルと興味に合ったスクリプトを作成します。
最初は短め(5〜8文程度)のスクリプトから始めるのがコツです。
さらに、スクリプトを作ったあとに以下のプロンプトを追加すると、練習効率がぐっと上がります。
「上記のスクリプトについて、日本人が発音しにくいポイントと注意すべき音(リエゾン、短縮形、強弱のリズムなど)を3〜5点教えてください。」
ステップ2|スクリプトをブラウザのTTS(テキスト読み上げ)機能で聞く
ChatGPTが生成したスクリプトを、テキスト読み上げ(TTS)で音声化します。
PCのブラウザなら、Windowsは「Narrator」、Macは「テキスト読み上げ」機能が使えます。
スマホでは、iOSの「読み上げ」機能やAndroidの「テキスト読み上げ」が無料で使えます。
まずは音声を3回聞いて、全体の流れとリズムをつかむことが大切です。
意味がわからない部分は日本語訳で確認してから練習しましょう。
ステップ3|オーバーラッピングで音に慣れる
いきなりシャドーイングに入ると、ほとんどの初心者は追いつけずに挫折します。
そこでまず「オーバーラッピング」を行います。
オーバーラッピングとは、スクリプトを目で見ながら音声に合わせて声に出す練習です。
スクリプトを見ながら音声に合わせて読む練習を3〜5回繰り返してください。
このとき、口の動きよりも音声のリズムを真似ることを意識すると効果的です。
「オーバーラッピングはシャドーイングへの橋渡しになります。焦ってすぐシャドーイングをしようとして、ついていけなくて嫌になる……という失敗パターンが多いので、この準備ステップを絶対に飛ばさないでください!」
ステップ4|スクリプトを見ずにシャドーイングする

オーバーラッピングで音に慣れたら、いよいよ本番のシャドーイングです。
スクリプトを閉じて(または画面を裏返して)、音声だけを聞きながら0.5〜1秒遅れで声に出して追いかけます。
初めはうまく言えない部分が多くても大丈夫です。
全文を完璧に言おうとするより、リズムと音の流れを真似ることに集中するのがポイントです。
これを5〜10回繰り返してください。
ステップ5|自分の声を録音してChatGPTにフィードバックをもらう
シャドーイングの録音を文字起こし(Whisperなどの無料ツールを使用)してテキスト化し、ChatGPTに貼り付けてフィードバックをもらいます。
「以下は私がシャドーイングした英文です。元のスクリプトと比較して、発音・リズム・省略の観点から改善すべきポイントを教えてください。また、よくできていた点も教えてください。
【元のスクリプト】
(スクリプトをここに貼り付ける)
【私が発音したテキスト(文字起こし)】
(文字起こし結果をここに貼り付ける)」
このフィードバックを次回の練習に活かすことで、同じミスを繰り返さず、着実に発音が上達していきます。
📎 関連記事:忙しい社会人のAI英語勉強法|1日15分のスキマ時間で1ヶ月後に変わる5ステップ
AIフィードバックで発音を徹底的に上達させる方法
AI英語シャドーイングの最大の強みは、発音へのフィードバックをAIに依頼できる点です。
このセクションでは、ChatGPTとGeminiを使った具体的なフィードバック活用法をさらに深掘りします。
ChatGPTへの発音フィードバックの具体的な依頼方法
ChatGPTは音声を直接聞くことはできません。
ただし、文字起こしツール(WhisperやiPhoneの音声入力)を使って自分の発音をテキスト化すれば、元のスクリプトとの差分をChatGPTに分析してもらえます。
たとえば「want to」が「wanna」になっているか、「going to」が「gonna」になっているかなど、ネイティブが実際に使う音の短縮(縮約形)が自然に出ているかをチェックしてもらうと、より実践的な発音に近づけます。
また、以下のプロンプトで苦手な発音を集中的に練習する「ミニスクリプト」を作ることもできます。
「日本人が苦手な英語の発音(rとl、thの音、vとb)を集中的に練習するためのシャドーイング用スクリプトを10文作ってください。日常会話で使える自然な文にしてください。」
Geminiを使ったフィードバック活用法

GeminiのGemini 1.5 Pro以降のモデルは、音声ファイルを直接アップロードして解析する機能があります(利用可能なプランによります)。
つまり、自分のシャドーイング音声をそのままGeminiに送って、発音の評価を直接もらえる可能性があります。
具体的には、録音したシャドーイングの音声ファイルをGeminiにアップロードし、「このシャドーイングの発音とリズムを評価してください」と依頼するだけです。
音声をテキスト化する手間が省けるため、より手軽にフィードバックを受け取れます。
なお、機能の詳細は変更される可能性があるため、最新情報はGeminiの公式サイトでご確認ください。
「AIのフィードバックで一番ありがたいのは、自分では気づけていなかった発音の癖を指摘してもらえることです。私も『rの音が弱い』『強弱のリズムが日本語的になっている』という指摘をもらってから、意識的に改善できるようになりました。」
⇒ AIフィードバックは「気づき」のツールです。毎回全部直そうとせず、1回の練習で1〜2ポイントに絞って改善することで、着実に発音が上達します。
初心者がつまずきやすいポイントと解決策
AI英語シャドーイングを始めた初心者がよく直面する壁と、その具体的な解決策を4つ紹介します。
つまずき1|音声のスピードについていけない
初心者がシャドーイングで最初に感じる壁が「速すぎる」という問題です。解決策はシンプルで、最初から0.7〜0.8倍速の音声で練習することです。
スマホのテキスト読み上げ機能は読み上げスピードを調整できます。
また、ChatGPTにスクリプトを作る段階で「ゆっくり話す場面を想定して、
短い文で作ってください」とお願いすると、よりシャドーイングしやすいテキストになります。
つまずき2|何を言っているかわからない
意味が分からない状態でシャドーイングをすると、ただの「口の運動」になってしまい、
リスニング力向上につながりません。
ChatGPTにスクリプトを作ってもらう際に日本語訳もセットで出力してもらい、必ず意味を理解してから練習するようにしましょう。
つまずき3|続かない・飽きてしまう
毎日同じパターンで練習すると飽きやすくなります。
ChatGPTを活用すれば、テーマを変えたスクリプトを毎日新しく作れるので、飽きにくいのが最大のメリットです。
おすすめのテーマローテーション例として、月曜は日常会話、火曜はビジネス英語、
水曜は好きな映画・ドラマのセリフをChatGPTに再現してもらう、といった方法があります。自分が楽しめるテーマを選ぶことが継続の秘訣です。
つまずき4|自分の発音が正しいか判断できない
「自分の発音が合っているかわからない」という不安は、シャドーイング初心者の多くが感じます。これはAIフィードバック(ステップ5で紹介した方法)で解決できます。
また、AI英語会話チャットボットを使って実際に会話練習を行い、通じるかどうかを試すのも有効な方法です。
📎 関連記事:AI英語会話チャットボットおすすめ比較|無料で使える生成AIと専用アプリの違い
AI英語シャドーイングを継続するための3つのコツ
英語学習で最も大切なのは継続です。ここでは、AI英語シャドーイングを無理なく続けるための具体的なコツを3つ紹介します。
コツ1|1日10分だけと決める
シャドーイングは集中力を使います。最初から「1日30分」と目標を高く設定すると、疲れて挫折しやすくなります。1日10分、同じスクリプトを繰り返し練習するだけで十分です。
10分で練習できる文量の目安は5〜8文程度です。ChatGPTでスクリプトを作るときに「10分で練習できるボリューム」と指定するのも良い方法です。
コツ2|スマホのショートカットを作って摩擦をゼロにする
「ChatGPTを開いて、プロンプトを入力して……」という手順が毎回あると、面倒で続けられなくなります。
よく使うプロンプトをメモアプリに保存しておくか、ChatGPTのカスタム指示機能を使って「毎朝シャドーイング教材を1つ作る」という設定をしておくと、スムーズに練習を始められます。
コツ3|週に1回、1週間の変化を記録する
毎週同じスクリプトを録音して聞き比べると、自分の成長を実感できます。
最初は全然追いつけなかったスクリプトが、2週間後にはスムーズに言えるようになっている——その変化がシャドーイングを続けるモチベーションになります。
「自分の音声を聞き返すのって最初は恥ずかしいんですけど、数週間後に最初の録音と比べると本当に変わってるんですよね。その瞬間が一番の原動力になります。ぜひ試してみてください!」
まとめ|AIで英語シャドーイングをもっとスマートに
この記事では、ChatGPTとGeminiを使ったAI英語シャドーイングの方法を5ステップで解説しました。最後にポイントを整理します。
- AIを使えば自分のレベルとテーマに合った教材を無料で作れる
- まずChatGPTでスクリプトを作り、オーバーラッピング→シャドーイングの順で練習する
- 録音を文字起こしして、ChatGPTにフィードバックをもらうと発音が効率よく上達する
- 1日10分・同じスクリプトを繰り返すだけで十分。続けることが最大のコツ
AIを使ったシャドーイングは、教材費ゼロで、自分のペースで、どこでもできる最強の発音トレーニングです。まずは今日、ChatGPTで5文のスクリプトを1つ作ってみることから始めてみてください。
よくある質問(Q&A)
Q1. シャドーイングは毎日やらないといけませんか?
毎日できれば理想ですが、週3〜4回でも効果は出ます。大切なのは「量より継続」です。1日10分で構わないので、できるだけ習慣化するようにしましょう。
Q2. ChatGPTの無料プランでも教材は作れますか?
はい、無料プランでもシャドーイング教材の作成・フィードバックの依頼は問題なくできます。ただし、無料プランには使用回数の制限があります。毎日大量に使いたい場合はPlus(有料)プランが快適です。
Q3. 英語レベルが初心者でもシャドーイングはできますか?
できます。ただし教材の難易度選びが重要です。ChatGPTに「英検4級〜3級程度」「中学英語レベル」と指定すれば、初心者に合ったスクリプトを作ってもらえます。最初は「短い文」「ゆっくりスピード」を意識した教材から始めましょう。
Q4. シャドーイングの効果はいつごろ感じられますか?
個人差はありますが、毎日10〜15分練習を続けると、1〜2ヶ月で「英語のリズムが自然になってきた」「リスニングで聞き取れる部分が増えた」という変化を感じる方が多いです。発音の大幅な改善は3〜6ヶ月単位で見るようにすると、焦らず続けられます。
Q5. 発音記号が読めなくてもシャドーイングはできますか?
まったく問題ありません。シャドーイングは「耳で聞いて、口で真似る」練習なので、発音記号の知識は不要です。むしろ発音記号を勉強するより、実際の音声をたくさん聞いて真似ることのほうが、自然な発音習得には効果的です。

