「Ankiって聞いたことあるけど、どのデッキを使えばいいかわからない…」
「英検やTOEICの勉強に使いたいけど、自分で単語カードを作るのが面倒…」
そんな悩みを持つ英語学習者の方に、今回はAnki(アンキ)の英語おすすめ共有デッキを目的別に厳選してご紹介します。
AnkiWebには世界中のユーザーが作った無料デッキが公開されており、ダウンロードするだけですぐに学習をスタートできます。
私自身、Ankiを使って英単語を効率的に覚え、エンジニアへの転職を果たした経験があります。「どのデッキが本当に使えるか」を実際の学習目線でお伝えします!
📋 この記事でわかること
- Anki共有デッキとは何か・メリット
- 英検対策に最適な「でる順パス単」系デッキ
- TOEIC対策に最適な「金のフレーズ」系デッキ
- 英単語力強化に最適な「頻出順」系デッキ
- 英会話力UPに最適な「瞬間英作文」系デッキ
- AnkiWebからのデッキのダウンロード方法

Anki共有デッキとは?まず基礎知識を整理しよう
Anki(アンキ)は、スペースド・リピティション(間隔反復法)を活用したフラッシュカードアプリです。
記憶の定着率を最大化するアルゴリズムによって、効率的に単語を覚えられることで英語学習者に広く支持されています。
共有デッキとは
共有デッキとは、世界中のAnkiユーザーが作成してAnkiWeb(https://ankiweb.net/shared/decks)に公開している単語カード集のことです。自分で一からカードを作る必要がなく、ダウンロードしてすぐに学習を始められるのが最大のメリットです。
共有デッキを使う3つのメリット
- 時間の節約:単語カードを自作する手間が不要。ダウンロードすれば即スタートできる
- 音声付きが多い:ネイティブ音声入りのデッキも多く、リスニング力も同時に鍛えられる
- 定評ある教材ベース:英検やTOEICの市販テキストをベースにしたデッキもあり、学習内容の信頼性が高い
「私も最初は自分でカードを作っていたんですが、正直すごく時間がかかって…。共有デッキを使い始めてから、勉強の効率が格段に上がりました!」
では次に、目的別のおすすめ共有デッキをひとつずつ見ていきましょう。
📎 関連記事:Ankiデッキ作成が10分で完了!Claude Coworkを使った3ステップ自動化術
【英検対策】おすすめAnki共有デッキ|でる順パス単系
英検は級ごとに出題される語彙の傾向がはっきりしており、頻出単語を効率よく覚えることが合格への近道です。
「でる順パス単」シリーズは英検対策の定番テキストで、そのAnki版共有デッキも非常に人気があります。
でる順パス単 準1級(5訂版)
英検準1級の合格を目指す方に最適なデッキです。旺文社「でる順パス単」5訂版をベースに、1,900枚のカードと3,800個の音声が収録されています。
単語・品詞・意味・例文・例文音声の5点セットで学べる、非常に充実した構成です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カード数 | 1,900枚 |
| 音声 | 3,800個(単語音声+例文音声) |
| 対応級 | 英検準1級 |
| 最終更新 | 2025年2月 |
| ダウンロード | AnkiWeb ID: 921983675 |
レビューには「これより良いデッキを見たことがありません」「本当に素晴らしいデッキをありがとうございます!」といった高評価コメントが多数寄せられており、学習者からの信頼度は抜群です。

でる順パス単 準1級(4訂版)
5訂版と並んで人気なのが4訂版ベースのデッキです。内容は旧版ですが、カードの構成がシンプルで使いやすいという声もあります。AnkiWeb ID: 631405513 からダウンロードできます。
「音声付きなのが本当にありがたいですよね。単語を目で見るだけじゃなく、耳でも覚えられるので、スピーキングやリスニングにも効果が出やすいんです。」
英検2級や3級向けのデッキも公開されています。AnkiWebの検索窓で「でる順パス単」と検索すると、各級のデッキが見つかります。自分の目標級のデッキをダウンロードして取り組んでみましょう。
【TOEIC対策】おすすめAnki共有デッキ|金のフレーズ系
TOEIC L&Rテストで高スコアを狙うなら、朝日新聞出版「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」(通称:金フレ)は外せない一冊です。そのAnki版もAnkiWebに公開されており、TOEICスコアアップを目指す学習者に広く利用されています。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
金フレ1,000語を収録したAnkiデッキです。スコアレベル別に分かれており、600点・730点・860点・990点の4レベルで単語が整理されているため、自分の現在のスコアに合わせて効率よく学習を進められます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カード数 | 1,000枚 |
| 音声 | 2,000個(単語音声+フレーズ音声) |
| レベル別 | 600/730/860/990点対応 |
| ファイルサイズ | 50.31MB |
| ダウンロード | AnkiWeb ID: 637149315 |

このデッキでは「単語」「フレーズ」「意味」「フレーズの意味」の4項目が表示されます。たとえば reasonable(手ごろな)を覚えるとき、a reasonable price(手ごろな値段)というフレーズごとセットで記憶できるので、実際のTOEIC本番でも応用しやすいのが特徴です。
「フレーズ単位で覚えるって、最初は大変に感じるかもしれません。でも文脈ごと記憶することで、TOEICのリスニングでもリーディングでも『あ、これ知ってる!』ってなる瞬間が増えるんですよ。」
また、日→英の穴埋め形式で学べるバリアントデッキ(AnkiWeb ID: 1272484752)もあります。英語を思い出すアウトプット練習になるので、スコア730点以上を目指す方はこちらも合わせて使うのがおすすめです。次のセクションでは、英単語の総合力を底上げしたい方向けのデッキをご紹介します。
📎 関連記事:ChatGPTでTOEIC対策する方法7選|何点上がる?効果・学習計画まで徹底解説
【英単語力強化】おすすめAnki共有デッキ|頻出順・SVL系
英検やTOEICといった試験対策だけでなく、「英語全体の語彙力を底上げしたい」という方には、頻出順やSVL(Standard Vocabulary List)をベースにしたデッキが最適です。実際に英語で使われる頻度が高い単語から順番に学べるため、日常英会話・ビジネス英語・英文読解など幅広い場面で役立ちます。
英単語 頻出順 15000語(Level 1〜)
チケット制のオンライン英会話「PEN」が提供する頻出英単語リストをAnki化したデッキです。全15,000語をレベル別に分割して公開されており、Level 1(1〜2,000語)から順番にダウンロードできます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カード数(Level 1) | 2,000枚 |
| 音声 | なし(テキストのみ) |
| 特徴 | 頻出度順、辞書リンク付き |
| ライセンス | CC BY-SA 3.0(Wiktionary準拠) |
| ダウンロード(Level 1) | AnkiWeb ID: 258609336 |
Level 1はtheやaといった冠詞から始まるため、最初はとても簡単に感じます。しかし、Level 3〜5あたりから一気に難易度が上がり、ビジネス英語や学術的な文脈でよく登場する語が増えてきます。
SVL(Standard Vocabulary List)系デッキについて
SVLとは、英語教育機関アルクが独自に定めた「標準語彙水準」のことで、12,000語を12レベルに区分しています。
このSVLをベースにしたAnkiデッキもAnkiWebで公開されていますが、著作権の問題から公開・非公開が入れ替わることがあります。
SVL系デッキを探す場合は、AnkiWebの検索窓で「SVL」または「アルク」と入力して検索してみてください。
見つからない場合は上記の頻出順デッキで代用するのがおすすめです。
学習の効果としてはほぼ同等ですし、頻出順デッキはCC BY-SA 3.0ライセンスで法的にも安心して使えます。
「頻出順で学ぶメリットは、日常的によく使う単語から覚えられること。実際に英語を読んだり聞いたりするときに、すぐ出てきやすいんですよね。試験向け単語帳に飽きたときの気分転換にもおすすめです!」
語彙力の基礎固めができたら、次はアウトプット能力を高めるデッキに挑戦してみましょう。
【英会話力UP】おすすめAnki共有デッキ|瞬間英作文系
英単語を覚えるだけでは英会話は上達しません。知っている単語を瞬時に「英語で口から出す力」が必要です。そのトレーニングに最適なのが、「瞬間英作文」をAnki化したデッキです。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(音声付き)
ベレ出版の定番教材「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」をAnki化したデッキです。790枚のカードに音声が付属しており、日本語文を見て英文を瞬時に作るトレーニングができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カード数 | 790枚 |
| 音声 | 790個(英文音声付き) |
| 内容 | 中学2〜3年レベルの英文・章別分類 |
| 難易度 | 初級〜中級 |
| ダウンロード | AnkiWeb ID: 539864993 |
カードの表面には日本語文(例:「今、ロンドンでは朝の10時です。」)が表示され、英文(「It is ten o’clock in the morning in London now.」)を自分で作ってから答え合わせをする形式です。

シリーズ展開デッキもあわせてチェック
このデッキを作成した方は、「おかわりシリーズ」「スラスラシリーズ」など関連デッキも公開しています。レベルアップしたい方や、より多くの文型パターンを練習したい方はシリーズを順番に進めていくのがおすすめです。
「瞬間英作文をAnkiでやるのは本当におすすめです。教材を手元に持ち歩かなくてもスマホで練習できますし、間違えた文だけを重点的に繰り返せるので効率が全然違います。」
瞬間英作文デッキと単語デッキを組み合わせると、インプットとアウトプットのバランスが取れた学習ルーティンが作れます。続いて、さらに学習の幅を広げるその他のおすすめデッキもご紹介します。
📎 関連記事:ChatGPT英会話ロールプレイのプロンプト集15選|初心者でも今日からできるシナリオ一覧
その他おすすめのAnki英語共有デッキ3選
英検・TOEIC・英単語・英会話以外にも、AnkiWebには質の高い英語学習デッキが多数公開されています。ここでは特にダウンロード数が多く、評価の安定している3つのデッキをご紹介します。
① 4000 Essential English Words(全巻)
Paul Nation博士監修の英単語教材「4000 Essential English Words」の全6冊分をまとめたAnkiデッキです。7,000ダウンロード以上という圧倒的な人気を誇り、英語を外国語として学ぶ世界中の学習者に使われています。
英英形式(英語の説明で英語を覚える)のカードが中心で、語彙の深い理解を促します。英語力を中上級以上に引き上げたい方や、将来的に英語で仕事をしたい方に特におすすめのデッキです。ダウンロードはAnkiWeb ID: 1104981491から。
② 英単語 ターゲット 1900(6訂版)英→日
大学受験でおなじみの「英単語ターゲット1900」のAnki版です。大学受験を控えた高校生だけでなく、英検2級〜準1級レベルの語彙強化を図る社会人学習者にも広く使われています。
ターゲット1900はセクション別に難易度が整理されており、最初のセクションから順番に進めることで無理なくレベルアップできます。ダウンロードはAnkiWeb ID: 1129908820から。
③ ビジネス英会話の瞬間英作文用
ビジネスシーン(会議・電話・メール)でよく使う英語フレーズを瞬間英作文形式で練習できるデッキです。「全て万全です。(Everything is under control.)」「メールアドレスを教えていただけますか?(Could you give me your e-mail address?)」など、実践的なフレーズが151枚収録されています。
英語でのビジネスコミュニケーションに自信をつけたい方に特におすすめです。ダウンロードはAnkiWeb ID: 2078051448から。
「4000 Essential English Wordsは英英形式なので最初はとっつきにくいですが、慣れてくると英語で考える力が自然に身につきます。私もこれで英語を使ったエンジニアの仕事に一歩近づけました!」
AnkiWebからデッキをダウンロードする方法【手順4ステップ】
共有デッキの存在を知っても、「どうやってダウンロードするの?」と迷う方もいるかと思います。AnkiWebからデッキを入手する手順を4ステップで解説します。
ステップ1:Ankiアプリをインストールする
まずPC版Ankiアプリ(Windows/Mac)または スマホ版AnkiDroid(Android)/AnkiMobile(iOS)をインストールします。PC版はhttps://apps.ankiweb.net/から無料でダウンロードできます。なお、iOS版のAnkiMobileは有料(約3,500円)です。
ステップ2:AnkiWebでデッキページにアクセスする
https://ankiweb.net/shared/decksを開き、検索窓にキーワード(例:「金のフレーズ」「でる順パス単」)を入力するか、この記事に掲載したAnkiWeb IDを直接URLに入力してデッキページを開きます。
ステップ3:「Download」ボタンをクリックする
デッキページの下部にある「Download」ボタンをクリックすると、.apkg形式のファイルがダウンロードされます。
ステップ4:Ankiに読み込んで学習スタート
ダウンロードした.apkgファイルをダブルクリックすると、自動的にAnkiアプリが起動してデッキが読み込まれます。あとは毎日の「復習」セッションをこなすだけです。
⇒ 注意:AnkiWebから直接スマホに同期する機能はありません。必ずPC版のAnkiアプリで読み込んでから、AnkiWebアカウント経由でスマホと同期する手順が必要です。
「PC→スマホへの同期は最初だけちょっとわかりにくいですが、一度設定してしまえばあとは自動で同期されます。AnkiWebの無料アカウントを作っておくとスムーズですよ!」
共有デッキを使う際の注意点
共有デッキは便利な反面、いくつか注意点があります。事前に知っておくことで、トラブルなく活用できます。
著作権について
市販テキストをベースにした共有デッキには、著作権的にグレーなものも存在します。
実際に金のフレーズのデッキには「権利侵害」という旨のレビューも投稿されています。
本来は公式テキストを購入し、自分でデッキを作るか、公認の素材を使うのが正しい方法です。この点はあらかじめご理解の上、自己責任でご利用ください。
デッキの品質にばらつきがある
共有デッキは個人が作成・公開しているため、誤字脱字や不正確な訳語が含まれる場合があります。評価数・ダウンロード数が多いデッキを選ぶことが、品質を確保するうえで重要なポイントです。
一度ダウンロードして保存しておく
共有デッキは作者の都合で予告なく削除されることがあります。気に入ったデッキはダウンロードしたら.apkgファイルをPCやクラウドに保存しておきましょう。
まとめ:目的に合ったAnki共有デッキを選んで継続しよう
今回ご紹介したAnkiおすすめ英語共有デッキをまとめると以下の通りです。
| 目的 | おすすめデッキ | AnkiWeb ID |
|---|---|---|
| 英検対策 | でる順パス単 準1(5訂版) | 921983675 |
| TOEIC対策 | 出る単特急 金のフレーズ | 637149315 |
| 英単語力強化 | 英単語 頻出順 15000語 Level 1 | 258609336 |
| 英会話力UP | どんどん話すための瞬間英作文(音声付き) | 539864993 |
| 総合語彙強化 | 4000 Essential English Words | 1104981491 |
Ankiの共有デッキは、自分でカードを作る手間なく、すぐに質の高い学習をスタートできる最強のツールです。大切なのは毎日継続すること。1日10〜20枚の復習を続けるだけで、3ヶ月後には驚くほど語彙力が伸びているはずです。
まずは自分の目標に合った1つのデッキをダウンロードして、今日から始めてみましょう!
よくある質問(Q&A)
Q. AnkiWebの共有デッキは無料で使えますか?
A. はい、AnkiWebの共有デッキは基本的に無料でダウンロードできます。ただし、iOS版のAnkiMobileは約3,500円の有料アプリです。PC版(Windows/Mac)とAndroid版AnkiDroidは無料で利用できます。
Q. 共有デッキと市販の単語帳、どちらが効果的ですか?
A. 両方を組み合わせるのが最も効果的です。市販テキストで全体の構成を把握し、Anki共有デッキで繰り返し記憶の定着を図る使い方がおすすめです。特に音声付きの共有デッキはリスニング・スピーキング力の補強に役立ちます。
Q. 1日何枚くらい学習すればいいですか?
A. 初学者は1日10〜20枚の新規カードからスタートするのがおすすめです。Ankiのアルゴリズムが復習スケジュールを自動管理してくれるため、慣れてきたら徐々に枚数を増やしていきましょう。無理のない範囲で毎日続けることが最重要です。
Q. スマホだけで共有デッキを使えますか?
A. 共有デッキのダウンロード自体はPCが必要です。PC版Ankiで.apkgファイルを読み込み、AnkiWebアカウント経由でスマホと同期する手順が必要です。ただし、一度同期してしまえば、その後の学習はスマホだけで完結します。
Q. 日本語対応のAnkiデッキはどこで探せますか?
A. AnkiWeb(https://ankiweb.net/shared/decks)の検索窓に日本語で「英検」「TOEIC」「英単語」などと入力すると、日本語対応デッキが見つかります。ログインなしでも検索できますが、連続検索回数に制限がかかる場合があります。

