TOEICしか受験したことない私が初めて英検準1級を受けた感想

英語学習

こんにちはHAKUです。

TOEICは受けたことはあるけど、英検は受験したことはない方結構いらっしゃるのではないでしょうか?

先日初めて英検(準1級)を受験したので、その時の感想・気づきを下記に記載していきます。

これから受験される方がもし見ていたら私の失敗を成功の糧としてください。

受験当時のレベル

前提条件として受験した当時(2024年10月)の英語レベルを記載していきます。

まったくの初心者ではないですが、上級者でもないです。

洋書を読みたかったので、ボキャビルは結構やっていました。

※TOEIC800点の超え方ボキャビルの具体的な方法は下記にまとめています。

TOEIC800点を超えた方法

試験結果

はい、完敗でした笑

合格点は1792点だったので、

全然出来なかった割には善戦したと思います。

あまり詳細情報を載せると特定されそうなので、出しませんが

リーディングB2

リスニングB1

ライティングB1

でした。

従来の英検なのでスピーキングは受験していません。

ライティングとリスニングに大きな課題を感じました。

詳細はここから記載していきます。

感想

ライティングが難しい

ライティングがかなり難しいと感じました。

TOEIC L&Rではリーディングとリスニングしかないので

ライティングがとても難しく感じました。

ライティングは2問あり、

エッセイ問題要約問題があります。

エッセイ問題決まり文句があるので、それを覚えるのが結構大変でした。

要約問題はちょうど英検に要約問題が追加されたばかりでフレームワークみたいなものが存在しなかったのでどのように対策すればいいのか分かりませんでした。

要約の時に文章の中から何が重要なのか見抜く力が必要なので、

純粋な国語力が必要だと感じました。

また、実際にライティングしてみると、

「あれ?この動詞の他動詞だっけ?」

「この名詞には冠詞必要なんだっけ?」

のように曖昧に覚えていることが沢山あることに気づきました

正確に使いこなせるように、曖昧な知識があれば覚えなおす必要があります

私のように今までTOEICしか受けて無かった人はライティングで結構苦労すると思います。

ライティングはちゃんと紙と鉛筆で練習するべき

これは私の英検やらかしランキング結構上位です。

SCBT試験ならタイピング出来ますが、従来型の英検は紙にライティングする必要があります。

私は携帯でライティングの練習していたのですが

実際に本番で紙にローマ字を書いてみると下記に気づきました。

  • 同じサイズで字が書けない
  • 字が汚い
  • 後で間違いに気付くとそこまでごっそり消しゴムで消す必要がある。
  • 字数が足りなくても途中で追加出来ない。
  • 消しゴムで消すのにかなり時間を取られる

しかも本番で気づきました。冷や汗と手の震えが止まりませんでした笑

高校以来こんなに消しゴムで字を消す経験がなかったので、帰ってから筋肉痛になりました笑

従来型で受験される方は必ず鉛筆と紙で練習すべきだなと感じました。

ちなみに私は次回はSCBTで受験してみようと思っています。

純粋にタイピングが早いのと、日本語ですら手書きすることほぼないのに、手書きの練習しても仕方ないと感じたからです。

回答する順番は考える必要あり

私は何も考えずに先頭のリーディングから回答していきました。

しかしライティング中に全然時間が足りないことに気付きました。

リーディングは最悪マークを塗れば運で正解するかもしれませんが、

ライティングは書いてないと0点です。

試験中時間がない&焦っている状態で

ちゃんとした英文が書けるわけありません。

時間的な余裕がない人はまずライティングから回答するべきだなと思いました。

短文穴埋め問題は単純な語彙力勝負

リーディングパートの前半は短文穴埋め問題です。

TOEICの短文穴埋めと違って

純粋な語彙力勝負なので単語帳をゴリゴリやるのが好きな人には大きな得点源になると感じました。

私は単語覚えるの結構好きなので、

意外にも語彙問題は8割以上取れていました。

逆に単語を覚えるのが苦手な方は短文穴埋め問題で苦労するかもしれません。

ただし短文穴埋め問題の後半は熟語が出てくるので、

単語帳をゴリゴリ覚えるだけでは不十分で熟語帳も覚える必要があると感じました。

私は単語帳しかやってこなかったので、熟語の問題は結構落とした気がします。

ただ、単語問題のほうが問題数が大きいのでまず覚えるべきは単語帳なのかなと感じました。

語彙力はTOEICより必要

おそらく受験する級によりますが、

少なくとも私が受験した準一級ではTOEICよりも幅広い語彙力が必要だと感じました。

TOEICの単語帳しかコンプリートしていない方は英検用の単語帳をやっておいたほうがいいと思います。

私の場合究極の英単語3,4という単語帳をコンプリートしていたので、特に語彙力では困りませんでした。

英検に使われないような単語も多数含まれているので、おそらく遠回りだと思います。

英検用の単語帳で対策した方が効率がいいと思います。

リスニングを舐めてるとコケる

TOEICテストではリスニング9割ほど点数取れていたので、正直自身がありました。

そのまま全く対策せずに英検に臨みましたが撃沈しました(TT)

TOEICテストはリスニングで比較的点数が取りやすいので、調子に乗っていると痛い目にあいます

これから受験される方はちゃんと参考書など買って対策してください。

TOEICより実践向き

英検を受験してみて感じたのは

「TOEICより実際の生活で役立ちそうだな」

ということでした。

TOEICだとほとんどの人がL&R試験を受験すると思いますが、

L&Rだけだと当然スピーキングとライティングは伸ばすことが出来ません。

英検なら4技能伸ばすことが出来ます

またリーディングやリスニングでもTOEICのようにビジネスに偏った語彙ではなく

幅広い語彙が求められるので普段会話したり、ニュースを読んだりするときにとても役立ちそうだなと感じました。

TOEICも転職や昇進などに役立つとてもいい資格だと思うのですが、

ある程度TOEICで点数を取れるようになって基礎固めが出来たら

英検に切り替えて4技能バランスよく伸ばして実際に英語を使いこなせる勉強にシフトしていくのがいいのかなと思いました。

4技能勉強するのが大変

4技能勉強しないといけないのでとにかく時間が足りません

TOEIC上がりの方は特にライティングとスピーキングをゼロから勉強していく必要があるので、想像以上に時間がかかります。

ライティングだけで最低1ヶ月〜2ヶ月はかかると思ってしっかり準備してから受験することをオススメします。

学生が多くて受けるのが少し恥ずかしい

試験会場に着くと周りが学生さんばかりでした。

私のようなオッサンは滅多にいないので、少し恥ずかしかったです。

こんなに沢山の学生さんが勉強されていて、日本の未来は明るいなと感じました👏

あと私の受験場所は高校だったのですが、久しぶりに入る高校はとても新鮮でした。

KOKUYOの勉強机も健在で久しぶりに座るとお尻が痛かったです笑

さいごに

残念ながら合格を逃しましたが、一回受けただけでかなり自分自身の弱点と課題が見つかりました。

また、英検を勉強する過程で自分の英語レベルが大きく伸びる可能性を感じました。

本当に受験してよかったですし、他の英語学習者の方が多数受験されている理由がわかりました。

次回に向けてまた少しづつ積み重ねて勉強頑張りたいと思います。

この記事を見てくださっている英語学習者の方も引き続き一緒に頑張りましょう!

最後まで御覧いただきありがとうございました。