こんにちはHAKUです。
「TOEICで700点は突破出来たけど、800点をなかなか超えられない」そんな悩みお待ちではないでしょうか?
私は770点→830点にスコアUPした経験がありその時に実施した内容を下記に記載していきます。
参考にしてください。
語彙力を6000語→12000語に上げる
正直単語の意味が分かればある程度単語力ゴリ押しで高得点が狙えます。
私の場合は、純粋に洋書が読みたかったので、
TOEICの問題を解くのを一旦中止して、ひたすら単語力を上げていました。
ですが結果的にはTOEICの点数アップに繋がりました。
TOEIC700点代のときに一般の英語のニュース・洋書・ドラマを見て思ったのが
「全然単語が分からない」
でした。
当初TOEICを極めたら洋書もニュースもドラマも当然スラスラ理解できるようになると
思っていましたが、ある時気づきました。
「このままTOEICだけを極めても、洋書とかドラマ楽しめるようにならないのでは?」
「せっかく英語を勉強しているのにTOEICの文章だけ読めるようになるのは勿体無い」
そう思ってから、一旦TOEICから離れてひたすら単語を覚えることにしました。
TOEICのために単語を覚えていた訳ではないのですが、
語彙力が上がることで結果的にTOEICの細部の意味まで分かるようになり、
スコアUPに繋がったと確信しています。
分からない単語が文中にあると
「あの分からない単語が正解のヒントかも」
と回答の根拠がブレるので単語はとても大切だと感じました。
具体的にどんな感じで12000語覚えたかは↓にまとめましたので参考にしてください。
ちなみに一般的に800点を超えるなら8000語、900点を超えるなら10000語と言われており、
そこまでの膨大な語彙力は必要ないと言われています。
ですがTOEICの世界からでると、10000語程度だと不十分です。
TOEIC以外でも英語を活用して行きたい方は是非英単語覚えて行きましょう。
カランメソッド(オンライン英会話)
たまたま会社の研修の一環で無料で受講出来るということで、カランメソッドを始めました。
カランメソッドとは英会話レッスンの一つです。詳しくは調べてみてください。
カランメソッドも結果としてスコアUPに繋がったと実感しています。
伸びた理由としては以下です。
集中力が上がる
カランメソッドの特徴として、
突発的に「あなた肉飲む?」
みたいな突飛な質問が飛んできます。
前後と全く繋がりがない質問が飛んでくるので、
会話の脈絡から推測するという小細工が通用しません。
相手の言っていることが分からないとこちらも回答が出来ないので、
相手の言うことをヒント無しで正確に聞き取る必要があります。
また相手は実際の人間なので、聞き取れず回答出来なかったらヤバいという緊張感があります。
ChatGPT などのAIと会話していてもこのような緊張感は生まれないでしょう。
カランメソッドのような突飛な質問を受け続けていると、相手の話を集中して聞くのが習慣になり結果的に集中力がアップしました。
短期記憶力が伸びる
カランメソッドはフルセンテンスで質問に回答する必要があります。
例えば「あなた肉飲む?」と聞かれたとします。
No I don’t ではダメです。
No I don’t drink meat.
じゃないと先生に注意されます。
フルセンテンスといってもほとんど相手の言ったことを回答の形に言い換えて言うだけです。
簡単に言ってますが、最初はこれが本当に難しいです。
相手の言っていることを一瞬で覚えて、さらに順番を入れ替えて自分の口から言わないといけません。
これを何度も繰り返していると短期記憶が伸びます。
短期記憶が伸びると聞こえてきた声をしばらく頭の中に留めておくことが出来るので、
聞こえてきた文章を再度頭の中に再生させて解釈することが出来ます。
インプットの質が上がる
実際カランメソッドで英会話してみると簡単なことが口から出なくてもどかしい思いを沢山しました。
今までTOEICしか勉強したことがなくインプット中心だった人がいきなり英会話でアウトプットしてみると全然喋れないことに気付きます。
最初のうちは冷や汗をかきながらレッスンを受けてました。
実際に英語を喋ってみると
「これ自然な表現なのかな?」
「この動詞って前置詞必要なんだっけ?」
など色々と気付きが生まれます。
疑問を持ってから自分で調べると記憶に強烈に残ります。
一度困ってから解決した時の記憶はとても残りやすいです。
つまりアウトプットをするとインプットの質が上がります。
スタサプ(TOEIC® L&R TEST対策コース)
スタサプは半年だけやってみましたが、こちらもTOEICの問題に慣れるという点でとても有用でした。
私は12000語を覚えてからスタサプに取り組みました。その時に感じたことは下記です。
問題の難易度が簡単なので自信がつく。
スタサプの問題は良くも悪くも問題の難易度が中の下〜中の上程度です。
ある程度実力をつけてから解くとスラスラ解けて自信が付きます。
大量に練習問題がありコスパがいい
練習問題がかなり沢山あります。
私はpart7のスコアを上げたかったのでひたすらpart7の問題を解きまくっていました。
おそらくアプリ内にあるpart7の問題はほぼ全て解いたと思います。
同じ量の問題を公式問題集でやっていたら破産してたと思います。
英語の実力が上がったのかは分かりませんが、TOEIC力は確実に向上しました。
関先生の解説が分かりやすい
関先生の解説がとにかく素晴らしいです。
普通に簡単な問題なら解説がないことが多いですが、正答率の低い問題は関先生が解説してくれます。
その問題の解き方だけではなく、解き方のコツなども解説してくれるので最高です。
アプリなので隙間時間に取り組める。
アプリでいつでも出来るというのはとても大きいメリットだと思います。
公式問題集の方が確かに質は高いですが、
あのデカい参考書をわざわざ机に広げて勉強するのってすごくハードル高くないですか?
私は800点取得するまでは正直机の上で勉強していません。
基本アプリか電子書籍か書籍の音源を用いて電車内で勉強していました。
運転中など手を動かせないときはリスニング・音源で単語学習、手を動かせる時はスタサプでした。
スキマ時間どんどん活用していきましょう。
ちなみにスキマ時を勉強にするとストレスが減ります。
渋滞、信号待ち、車で割り込みされても、
「勉強する時間が増えたラッキー」
という思考になります。
イマイチな所
先ほども申し上げましたが、問題が結構簡単です。自信をつけるのには丁度良いですが、900点以上のハイスコアを目指すならもう少し難易度の高い問題集で練習した方がいいかもしれません。
あともう一つ気になる点は、TOEIC本番と字のサイズ、用紙のサイズが違う点です。
昔読んだ英語速読の本で書いてましたが、目の動かし方が変わるので、本番と同じ状態(文字の大きさ等)で速読のトレーニングした方が効果的とのことです。
多読
TOEIC前に洋書を沢山読みました。
当然ですが沢山読んでいると読むのも早くなります。
返り読みしなくなるのと、どこまでが主語でどこまでが動詞なのか見つける速さが上がったと感じました。
また、part7の長文問題にビビらなくなります。
この程度ならすぐ読めるなと感じるので長文に対する心理的な壁を壊すことが出来ます。
あと意外なことにリスニングが伸びました。
おそらく読むスピードがリスニングのスピードに追いつくようになったのだと思います。
今まで聞こえてきた英語の単語を適当に繋いで意味を解釈していたのが、聞こえてくる順に脳内で読めるようになり精度が上がったのだと思います。
リスニングは「音が英語に聞こえるようになる能力」と「聞こえてきた音をそのスピードで噛み砕く能力」の足し算だと思っています。
短い文なら聞き取れるけど、長い文章になると聞き取れないパターンはおそらく後者の能力が弱いです。
そんな方は多読にチャレンジしてみて欲しいです。
世界が変わるかもしれません。
最後に
いかがでしょうか、700点→800点の壁を破るために私がやったことをまとめてみました。
私の方法はTOEICだけの能力を伸ばしたいならおそらく遠回りです。
しかし、洋書にチャレンジ出来る、英会話が出来るなど、英語を純粋にenjoyするための能力が身に付きます。
英語は習得に時間がかかるのでenjoy出来ることで、習慣化・継続がしやすくなり最終的により高いレベルの英語力を手に入れることが出来ると思います。
私もまだまだ勉強中です、共に頑張りましょう!!