英語の多読を始めたいけれど、無料で使えるサイトやアプリが多すぎて、結局どれを選べばいいか分からないと感じていませんか。
多読は「大量の英文に触れる」ことが何より大切な学習法なので、教材選びで挫折してしまってはもったいないです。 この記事では、登録不要で今日から使える無料サイトと、スキマ時間に読めるスマホアプリを、レベル別・特徴別に整理して紹介します。
📋 この記事でわかること
- 多読教材を選ぶときに押さえておきたい3つのポイント
- 無料で使える英語多読サイト6選(レベル・音声の有無つき)
- 無料で使える英語多読アプリ5選
- サイトとアプリ、結局どちらを使うべきかの判断基準
- 多読の効果を最大化する3つのコツ

多読教材を選ぶときの3つのポイント
サイトやアプリを紹介する前に、まず教材選びの前提を確認しておきましょう。 多読で挫折する人の多くは、教材選びの段階でつまずいています。
- 自分のレベルと同じか、少し簡単なものを選ぶ:内容の8〜9割が理解できるレベルが目安です
- 興味のある内容を選ぶ:ニュース・物語・エンタメなど、自分が読みたいと思えるジャンルを優先しましょう
- 音声の有無を確認する:リスニングも同時に鍛えたいなら、音声付きの教材を選ぶと効率的です
正直、最初は「簡単すぎるかも」と感じるレベルでちょうどいいんです。僕も最初はハリー・ポッターに憧れて挫折した口なので、まずは易しいニュースサイトから慣らしていくのがおすすめですよ。
⇒ ポイントを押さえたところで、まずは登録不要ですぐ使える無料サイトから見ていきましょう。
【サイト編】無料で使える英語多読サイト6選

まずは、会員登録なしですぐに使えるブラウザ完結型のサイトを6つ紹介します。 PCでもスマホのブラウザでも利用できます。
①News in Levels|レベル分けされたニュースで多読の定番
英語学習者向けに作られたニュースサイトで、完全無料・会員登録不要です。 1つの記事が、使用語彙数に応じてLevel1(1,000語以下)・Level2・Level3(3,000語)の3段階に分かれているのが最大の特徴です。 英文には音声も付いているため、リーディングとリスニングを同時に鍛えられます。
- レベル:初級〜中級(3段階)
- 音声:あり
- こんな人に:まず1つのサイトで多読を始めたい人
②Breaking News English|クイズ・ディクテーションも充実
同じく英語学習者向けのニュースサイトで、1記事につきレベル0〜3の4段階が用意されています。 音声の再生速度をSlowestからFastestまで5段階で調整でき、内容理解を確認する読解クイズも20種類用意されているため、多読だけでなく多聴・ディクテーションの練習にも使えます。
- レベル:初級〜中級(4段階)
- 音声:あり(速度調整可)
- こんな人に:クイズで理解度も確認しながら進めたい人
③VOA Learning English|アメリカ英語のニュース多読に
アメリカの公式国際放送が運営する英語学習者向けニュースサイトです。 記事はBeginning・Intermediate・Advancedの3レベルに分かれており、ゆっくりとしたアメリカ英語の音声が特徴です(速度調整は不可)。 文法や発音を解説する動画コンテンツも用意されています。
- レベル:初級〜上級(3段階)
- 音声:あり(アメリカ英語のみ)
- こんな人に:アメリカ英語のニュースに慣れたい人
④Project Gutenberg|著作権切れの名作が7万冊以上
著作権が切れた名作文学を無料で公開している、世界最大級の電子書籍プロジェクトです。 7万冊を超える作品が完全無料でダウンロード・閲覧でき、古典から児童書まで幅広いジャンルが揃っています。 音声はついていないため、純粋な多読向けの教材です。
- レベル:中級以上(作品による)
- 音声:なし
- こんな人に:名作文学を英語で読破したい人
⑤Loyal Books|音声付きで洋書が楽しめる電子図書館
Project Gutenbergと同様に著作権切れの洋書を無料公開しているサイトですが、7万冊以上の作品に音声が収録されているのが大きな違いです。 ジャンル別・ベストセラー別に作品を探せるので、多読と同時にリスニング学習をしたい人に向いています。
- レベル:中級以上(作品による)
- 音声:あり
- こんな人に:洋書のオーディオブックも試したい人
⑥TIME for Kids|短くて読みやすい記事が豊富
世界的なニュース雑誌「TIME」の子供向け版です。 英文レベルはGrade K-1(幼稚園〜小1)からGrade 5-6(小5〜6)までの4段階に分かれ、1記事200語以内と短めなのでスキマ時間でも読み切れます。 子供向けとはいえビジネスやキャリアを扱った記事もあり、初級者の大人にも十分使えます。
- レベル:初級(4段階)
- 音声:あり
- こんな人に:とにかく短く易しい英文から始めたい人
⇒ サイトはブラウザですぐ試せるのが魅力ですが、スキマ時間にもっと気軽に読みたいなら、次に紹介するアプリも便利です。
【アプリ編】無料で使える英語多読アプリ5選

通勤・通学の電車の中など、スマホでサッと開けるアプリ形式の多読教材を5つ紹介します。 無料プランの範囲もあわせて確認しておきましょう。
①英語リスニング(聞き流し)|完全無料で音声・和訳付き
もともとはリスニング用のアプリですが、記事ごとに英語原稿と和訳が付いているため多読アプリとしても使えます。 英語音声に合わせて英日の字幕をスクロール表示できるのが特徴で、再生速度も6段階から調整可能です。 課金要素が一切ない完全無料アプリな点も安心できます。
- 料金:完全無料
- 対応:iOS / Android
- こんな人に:多読とリスニングを同じ記事で鍛えたい人
②ざっくり英語ニュース!StudyNow|3行の超短文記事
国内外のニュースを、1記事3行程度に要約した英文で読めるアプリです。 すべての記事に和訳・語彙解説・英文解説が付いているので、意味を確認しながら読み進めたい初心者に向いています。 無料プランでも十分に多読でき、有料プラン(月額300円〜)ではさらに機能が拡張されます。
- 料金:無料プランあり(有料プランは月額300円〜)
- 対応:iOS / Android
- こんな人に:短い英文からスキマ時間で始めたい人
③Beelinguapp|2言語同時表示で物語を楽しめる
物語やニュースの音声を聴きながら、英語と日本語(母語)の文章を左右または上下に並べて同時に表示できるアプリです。 分からない単語を保存してフラッシュカード化する機能や理解度クイズも搭載されています。 無料でも一部コンテンツは利用できますが、収録作品の多くは有料プラン(年間プランなどで課金)が必要な点は理解しておきましょう。
- 料金:一部無料(フルコンテンツは有料)
- 対応:iOS / Android
- こんな人に:物語を楽しみながら多読したい人
④英語多読記録簿|読んだ語数を記録できる完全無料アプリ
読み物そのものを提供するアプリではなく、読んだ本や語数を記録するための専用アプリです。 多読では「100万語」が英語脳を育てる1つの目安とされており、語数の積み上げを可視化できるとモチベーションを保ちやすくなります。 目標語数を設定して達成度を確認できる機能もあり、完全無料で使えます。
- 料金:完全無料
- 対応:iOS / Android
- こんな人に:読んだ記録を残してモチベーションを維持したい人
⑤Kindleアプリ|著作権切れの名作は無料で読める
Amazonが提供する電子書籍リーダーアプリ自体は無料でダウンロードでき、「ピーターラビット」や「不思議の国のアリス」など著作権が切れた名作は無料で読めます。 フォントサイズや背景色を変更できるなど、読書に特化した便利な機能も充実しています。 月額980円のKindle Unlimitedに加入すれば、対象の洋書が読み放題になります。
- 料金:アプリ・一部書籍は無料(読み放題は月額980円)
- 対応:iOS / Android
- こんな人に:読書アプリとしての使い勝手も重視したい人
⇒ サイトとアプリ、それぞれの特徴が見えてきたところで、結局どちらを選ぶべきかを整理しておきましょう。
サイトとアプリ、結局どっちを選ぶべき?
結論から言うと、「じっくり読むならサイト」「スキマ時間に読むならアプリ」という使い分けがおすすめです。 どちらか一方に絞る必要はなく、シーンによって組み合わせるのが一番続けやすい方法です。
| サイト | アプリ | |
|---|---|---|
| 向いている場面 | PCでじっくり読みたいとき | 電車・待ち時間などスキマ時間 |
| コンテンツ量 | 非常に多い(無料で数万〜数百万冊) | アプリごとに厳選された内容 |
| 操作性 | ブラウザ操作が中心 | タップ中心で片手でも読みやすい |
| 記録・継続機能 | 基本的になし | 読書記録や通知機能があるものも |
たとえば、平日の通勤時間は「ざっくり英語ニュース!StudyNow」でスマホ多読、休日にまとまった時間が取れたら「Loyal Books」や「Project Gutenberg」で1冊の洋書にじっくり取り組む、といった組み合わせ方も効果的です。
多読の効果を最大化する3つのコツ

どのサイト・アプリを使うにしても、読み方を間違えると効果が半減してしまいます。 最後に、多読の効果を高める3つのポイントを確認しておきましょう。
- 返り読みをしない:日本語の語順に直さず、英語を頭から読む癖をつけましょう
- 知らない単語は読了後に調べる:文脈から推測しながら読み進める力が、リスニング力にもつながります
- 日本語にできるだけ訳さない:単語を見てすぐイメージが浮かぶ状態を目指すと、処理速度が上がります
多読の目安は100万語と言われていますが、正直「ハリー・ポッター」7巻分くらいの量なので、最初から気負う必要はありません。今日紹介したサイトやアプリで、1日10分からでいいので始めてみてください。
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まとめ
英語多読は、「自分のレベルに合った、興味の持てる教材」を無料サイト・アプリの中から見つけることが継続のカギです。 まずはNews in Levelsやざっくり英語ニュース!StudyNowのような易しい教材から試して、慣れてきたらLoyal BooksやKindleアプリで1冊の本に挑戦してみましょう。
返り読みをしない、知らない単語は後で調べる、日本語に訳さない。 この3つを意識しながら、今日紹介したサイト・アプリで多読を始めてみてください。
よくある質問
Q1. 完全に無料だけで多読を続けることはできますか?
A. 可能です。News in Levels、Breaking News English、VOA Learning English、Project Gutenberg、英語リスニング(聞き流し)、英語多読記録簿は、いずれも会員登録・課金なしで継続して利用できます。
Q2. 英語初心者でもいきなり洋書を読めますか?
A. いきなり洋書に挑戦するより、まずはTIME for KidsやNews in LevelsのLevel1のような、短く易しい英文から始めることをおすすめします。慣れてきたら少しずつレベルを上げていきましょう。
Q3. サイトとアプリ、両方使ってもいいですか?
A. むしろおすすめです。PCでじっくり読む時間はサイト、外出先のスキマ時間はアプリ、というように使い分けると、無理なく多読の量を増やせます。
Q4. 多読と精読、どちらを優先すべきですか?
A. 目的によりますが、まずは大量の英文に触れる多読で英語に慣れることを優先し、興味を持った文章や試験対策で必要な文章は精読する、という組み合わせが効率的です。
Q5. 音声付きの教材を選んだほうがいいですか?
A. リスニング力も同時に伸ばしたい場合は音声付きの教材がおすすめです。ただし、読解速度を上げたい場合は、あえて音声なしの教材で黙読のスピードを鍛えるのも効果的です。

