「ワーホリ先でアルバイトを探したいけど、英文レジュメの書き方がわからない」
「外資系に応募したいのに、日本の職務経歴書をどう英語にすればいいの?」
英文履歴書(レジュメ・CV)は、日本の履歴書を英訳すれば完成するものではありません。
書く項目も、アピールの仕方も、日本とはルールが違うからです。
この記事では、ChatGPTやGeminiなどのAIを使って、日本語の経歴から英文レジュメを作り、応募先に合わせて磨き、添削するまでの手順を、コピペで使える日本語プロンプト付きで紹介します。
✅ 結論:英文レジュメをAIで作るポイント3つ
- まず日本語で経歴を書き出す:職歴・実績・スキルを日本語で箇条書きにしてからAIに渡すと、内容の濃いレジュメになる
- 実績は「動詞+数字」で書いてもらう:英文レジュメは、担当業務より「何をして、どんな成果を出したか」を重視する
- 個人情報と「盛りすぎ」に注意:住所や電話番号はAIに入力せず、AIが付け足した実績は必ず事実か確認する
📋 この記事でわかること
- 日本の履歴書と英文レジュメの違い
- 日本語の経歴から英文レジュメを作るプロンプト
- 求人に合わせてレジュメを調整するプロンプト
- ワーホリのアルバイト応募向けレジュメの作り方
- カバーレターの作成と、AIを使うときの注意点
まず知っておきたい:日本の履歴書と英文レジュメの違い
| 日本の履歴書 | 英文レジュメ(CV) | |
|---|---|---|
| 写真 | 貼るのが一般的 | 入れないのが一般的(国や職種による) |
| 年齢・性別・家族構成 | 書く欄がある | 書かないのが一般的 |
| 書式 | 決まったフォーマット | 自由(シンプルで読みやすく) |
| 職歴の順番 | 古い順 | 新しい順 |
| 書き方 | 担当業務を中心に | 実績・成果を中心に |
| 長さ | 1〜2枚 | 1〜2ページが目安 |
カナダの移民ニュースサイトCIC Newsでは、カナダのレジュメについて、年齢・婚姻状況・写真などの個人情報は一般的に含めないこと、1〜2ページに収めること、求人ごとに内容を調整することがすすめられています。オーストラリア向けの解説でも、1〜2ページ・新しい職歴から順に書くことが基本とされています。
出典:CIC News「Preparing a resume for the Canadian job market」、IDP「How to write an Australian-style resume」
「レジュメ」と「CV」はどう違う?
アメリカやカナダでは、職務経歴をまとめた1〜2ページの書類をresume(レジュメ)と呼ぶのが一般的です。
イギリスやオーストラリアでは、同じような書類をCVと呼ぶこともあります。応募先の国や求人票で使われている呼び方に合わせれば問題ありません。
⇒ 写真なし・年齢なし・新しい順・成果中心。これが英文レジュメの基本ルールです。

AIで英文レジュメを作る前の準備:日本語で経歴を書き出す
いきなり「英文レジュメを作って」と頼むと、AIはそれらしい一般的な文章を作ってしまいます。中身の濃いレジュメにするには、材料を日本語でしっかり用意するのが近道です。
- 職歴:会社名(伏せ字でもOK)・在籍期間・職種・主な担当業務
- 実績:数字で表せるもの(売上〇%アップ、〇人のチームをまとめた、作業時間を〇時間短縮など)
- スキル:使えるソフト・資格・語学力(TOEICのスコアなど)
- 学歴:学校名・学部・卒業年
- 応募したい仕事:職種や業界、ワーホリならカフェ・レストラン・農場などの希望
このとき、氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどの個人情報はAIに入力しないのが安全です。レジュメの最後に自分で書き足せば十分です。
【作成】日本語の経歴から英文レジュメを作るプロンプト
レジュメのたたき台を作ってもらう
あなたは英文レジュメの作成に詳しいキャリアアドバイザーです。以下の日本語の経歴をもとに、英文レジュメのたたき台を作ってください。
条件:応募先は[カナダ / オーストラリア / アメリカ / 日本の外資系企業 など]。1ページに収まる分量。構成は「Summary(3行程度の自己紹介)→ Work Experience(新しい順)→ Skills → Education」。
職歴の各項目は、過去形の動詞(Managed / Improved / Led など)で始まる箇条書きにし、数字がある実績は必ず数字を入れてください。
私が書いていない実績や数字は、絶対に付け足さないでください。情報が足りない部分は[要確認]と書いてください。
[ここに日本語の経歴を貼る]
最後の「付け足さないで」という指示が重要です。AIは文章をそれらしく整えるために、やってもいない実績や数字を書き加えることがあるからです。
実績を「動詞+数字」に書き直してもらう
「〇〇を担当」のような日本的な書き方は、英文レジュメでは弱く見えます。成果が伝わる書き方に直してもらいましょう。
以下は私の英文レジュメの職歴部分です。それぞれの箇条書きを、「強い動詞で始まり、可能な範囲で成果や数字が入る」形に書き直してください。
書き直す前と後を並べて表示し、なぜその書き方のほうが良いのかを日本語で短く説明してください。
数字や実績が書かれていない項目は、数字を作らずに[ここに数字を入れると良い]とコメントしてください。
[ここに職歴の箇条書きを貼る]
| よくある書き方 | AIで直したあとの例 |
|---|---|
| Responsible for customer service. | Handled 50+ customer inquiries per day with a 95% satisfaction rate. |
| In charge of a sales team. | Led a team of 5 to increase quarterly sales by 12%. |
※表の数字は書き方の例です。実際のレジュメには、自分の本当の数字を入れてください。
「日本の職務経歴書は「何を担当していたか」、英文レジュメは「何を成し遂げたか」。この違いを意識するだけで、同じ経歴でも見違えるほど伝わり方が変わります。」
⇒ 材料は日本語で用意し、AIには「動詞+数字」で書かせ、実績の付け足しは禁止しておきましょう。
【調整】求人に合わせてレジュメを最適化するプロンプト
英文レジュメは、応募する求人ごとに内容を調整するのが基本です。求人票の内容に合わせて、強調するスキルや言葉選びを変えましょう。
以下の求人票と私の英文レジュメを比べてください。
1) 求人票で重視されているスキルやキーワードを5つ挙げてください。
2) 私のレジュメで、そのキーワードがすでに書かれているもの・書かれていないものを分けてください。
3) 私の経歴の事実を変えない範囲で、求人に合わせて強調すべき点と、言い換えたほうが良い表現を提案してください。
【求人票】[ここに貼る]
【レジュメ】[ここに貼る]
大きな企業では、応募書類をシステムで絞り込む場合もあります。求人票と同じ言葉を自然に使っておくと、書類が読まれやすくなるといわれています。ただし、経験していないスキルを書き加えるのは厳禁です。
【ワーホリ向け】アルバイト応募用のレジュメを作るプロンプト
ワーキングホリデーでカフェやレストラン、ショップなどのアルバイトに応募する場合は、オフィスワーク向けとは少し違うレジュメが求められます。接客経験・シフトの柔軟さ・英語力がアピールポイントです。
私はワーキングホリデーで[オーストラリア / カナダ / ニュージーランド など]に滞在予定です。[カフェ / レストラン / 小売店 など]のアルバイトに応募するための、1ページの英文レジュメを作ってください。
入れてほしい内容:Summary(働ける期間・シフトの希望・英語力を含む)、日本での接客やアルバイトの経験、スキル(レジ・調理・語学など)、ビザの種類(Working Holiday Visa)。
カジュアルな職場向けに、親しみやすく簡潔な英語にしてください。私が書いていない経験は付け足さないでください。
[ここに日本語で経験を書く]
お店に直接持っていく場合は、短い自己紹介を英語で言えるように練習しておくと安心です。AIの音声モードで「お店の店長役をしてください」と頼めば、手渡しの場面を練習できます。
📎 関連記事:【コピペOK】Copilotで英会話練習できるプロンプト集25選!初心者でもビジネス英語が話せるようになる完全ガイド

【添削・カバーレター】仕上げに使えるプロンプト
完成したレジュメを添削してもらう
以下の英文レジュメを、採用担当者の目線でチェックしてください。
1) 文法・スペル・時制の誤りを指摘し、修正案を出してください。
2) 箇条書きの書き方(動詞の形・文末の句読点など)がそろっているか確認してください。
3) 読みにくい・長すぎる箇所があれば、短くする案を出してください。
4) 全体として、改善すべき点を優先順位の高い順に3つ挙げてください。説明は日本語でお願いします。
[ここにレジュメを貼る]
カバーレター(応募書類の添え状)を作ってもらう
求人によっては、レジュメと一緒にカバーレターの提出を求められます。レジュメの内容と求人票をもとに、AIにたたき台を作ってもらいましょう。
以下の求人票と私の英文レジュメをもとに、カバーレターのたたき台を英語で作ってください。
条件:3〜4段落、全体で250語程度。1段落目で応募する職種と応募理由、2段落目でレジュメの中から求人に最も合う実績を2つ、最後の段落で面接の機会をお願いする内容にしてください。
定型的な言い回しばかりにならないよう、私の経歴に合わせた具体的な内容にしてください。
【求人票】[ここに貼る]
【レジュメ】[ここに貼る]
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AIで英文レジュメを作るときの注意点
- 個人情報を入力しない:氏名・住所・電話番号・メールアドレスは伏せ字にして、最後に自分で書き足す
- AIの「盛りすぎ」を必ず確認する:書いていない実績や数字が入っていないか、1行ずつ見直す
- コピペのままにしない:AIらしい定型文が並ぶと、ほかの応募者と似た印象になる。自分の言葉で一部を書き直す
- 最終チェックは人にも頼む:可能なら、英語ネイティブや転職エージェントにも見てもらう
AIは「たたき台づくり」と「磨き上げ」の相棒と考え、内容の正しさには自分が責任を持つ、というスタンスで使いましょう。
まとめ:日本語で材料を用意し、AIで英文レジュメに仕上げる
- 英文レジュメは「写真なし・年齢なし・新しい順・成果中心」が基本
- まずは日本語で職歴・実績・スキルを書き出してからAIに渡す
- 実績は「強い動詞+数字」で書き、AIには付け足しを禁止しておく
- 求人票ごとに、キーワードと強調点を調整する
- ワーホリのアルバイト向けは、接客経験・シフトの柔軟さ・英語力を前面に
- 個人情報は入力せず、完成後は人の目でもチェックする
📎 関連記事:【目的別60選】生成AIで英語学習するプロンプト完全ガイド|ChatGPT・Gemini・Claude対応
よくある質問(Q&A)
Q. 無料版のChatGPTやGeminiでも英文レジュメは作れますか?
作れます。この記事のプロンプトは無料版でも使えます。長い経歴を一度に貼ると処理しきれないことがあるので、職歴を数回に分けて送るとスムーズです。
Q. 英文レジュメに写真は絶対に入れてはいけませんか?
アメリカ・カナダ・オーストラリアなどでは入れないのが一般的です。ただし、国や業界、企業によって慣習が違うこともあるので、求人票や応募先の案内を確認しましょう。
Q. 英語力に自信がなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。日本語で材料を用意すれば、英文はAIが整えてくれます。ただし、面接ではレジュメの内容を英語で説明できる必要があるので、書いた内容は声に出して練習しておきましょう。
Q. TOEICのスコアは書くべきですか?
日本の外資系企業への応募なら、書いておくと英語力の目安として伝わりやすくなります。海外の企業にはTOEICがなじみのない場合もあるので、「Business-level English」のような説明を添えるとよいでしょう。
Q. AIで作ったレジュメだとバレて不利になりませんか?
AIで作ったこと自体より、どの応募者とも似たような定型文になっていることのほうが問題になりやすいです。自分の経験に合わせて具体的に書き直し、内容を自分の言葉で説明できる状態にしておけば心配はいりません。

