「CopilotってAIらしいけど、英語学習に使えるの?」
「ChatGPTとどう違う?無料でどこまでできる?」
こんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、MicrosoftのCopilotは、英語学習ツールとして十分に実用的です。しかも無料版でも音声会話・ライティング添削・プロンプト練習まで幅広くカバーできます。
私(ハク)は元工場オペレーターから生成AIを活用した英語学習でエンジニアに転職した経験を持ちます。ChatGPTやGeminiと並行してCopilotも実際に使ってきたので、その体験をもとにCopilotを英語学習で使い倒す方法を徹底解説します。
📋 この記事でわかること
- Copilotとは何か・ChatGPTやGeminiとの違い
- 無料版で英語学習がどこまでできるか(有料版との比較つき)
- 音声モード(Copilot Voice)で発音チェックをする具体的な手順
- コピペで使えるおすすめ英語学習プロンプト集9選
- Copilot・ChatGPT・Geminiを英語学習目線で徹底比較
- Copilotを使った英語ライティング添削の実例
そもそもCopilotとは?英語学習に使えるAIの全体像
Microsoft Copilot(コパイロット)とは、Microsoftが提供するAIアシスタントサービスです。OpenAIが開発したGPT-4をベースに構築されており、Bing検索エンジンとリアルタイムで連携しているのが最大の特徴です。
ブラウザ・Windows・スマートフォンアプリなど、複数のプラットフォームから無料で使えます。Microsoft 365(Word・Excel・PowerPoint)との連携も可能で、ビジネス用途でも広く使われています。
ChatGPT・Geminiとの違いをひとことで言うと
3つのAIを一言で表現するなら、こんなイメージです。
| AI | ひとことで言うと | 得意なこと |
|---|---|---|
| Copilot | Microsoftの万能アシスタント | Office連携・Web検索・無料で使いやすい |
| ChatGPT | 会話・創作の王様 | 長文生成・創作・細かいプロンプト対応 |
| Gemini | Googleのリアルタイム情報通 | Google連携・最新情報・画像理解 |
Copilotの大きな強みは、アカウント登録なしでも使える手軽さです。まずは気軽に試してみたいという方にとって、最も入り口の低いAIと言えます。
Copilotが英語学習に向いている3つの理由
- ①無料で音声会話ができる:Copilot Voiceという音声機能が無料で使えます。スピーキング練習に最適です。
- ②最新情報と連携している:Bing検索と連動しているため、「最近のニュースを英語で要約して」などのリクエストにも対応できます。
- ③Windows標準搭載:Windowsパソコンを使っている方は、すでにCopilotが使える環境にあります。アプリのインストール不要でそのまま使い始められます。

「僕が最初にCopilotを使ったのは、Windowsのタスクバーにいつのまにか表示されていたのがきっかけです(笑)。最初は半信半疑でしたが、英語の文法チェックをお願いしたら意外と丁寧に答えてくれて驚きました。」
では次に、英語学習者がまず気になる「無料版でどこまで使えるか」を見ていきましょう。
Copilot無料版でどこまでできる?有料版との違いを比較
Copilotには無料版と有料版(Copilot Pro、Microsoft 365など)があります。英語学習目線で整理すると、実は無料版だけでもかなり使えます。
無料版でできること(英語学習目線)
- テキストチャットで英文添削・翻訳・英会話練習
- Copilot Voice(音声モード)での英語スピーキング練習
- 英語のプロンプトを使った文法・単語学習
- Web検索連携による最新英語ニュースの要約
- 画像生成(1日15枚まで)
⇒ 英語学習に必要な機能のほとんどが、無料版でカバーされています。
有料版(Copilot Pro・Microsoft 365)でできること
- Word・Excel・PowerPointとのAI連携(英文ドキュメント作成に便利)
- より高精度なAIモデルへの優先アクセス
- 画像生成枚数の増加(1日100枚まで)
- AIエージェント機能(複雑なタスクの自動化)
- 1TB〜6TBのクラウドストレージ
有料版の個人プランは月額2,130円〜(Microsoft 365 Personal)が目安です。
※料金は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
英語学習なら無料版で十分?ハクの結論
英語学習を始めたばかりの方や、会話・添削練習がメインの方は、無料版で十分です。有料版が活きるのは、WordやPowerPointで英語の資料を作ることが多いビジネスパーソンや、大量の英文ドキュメントを処理したい上級者向けといえます。
「まずは無料版で1週間試してみることをおすすめします。それで物足りなくなったら有料版へ移行するのが一番コスパが良いです。焦って課金しなくて大丈夫ですよ。」
📎 関連記事:【初心者向け】生成AIで英語学習する方法5選|ChatGPT・Gemini・Claude全体像まとめ
続いて、無料版でも使える「音声モード」の使い方を詳しく見ていきましょう。
Copilot音声モードの使い方【英語スピーキング&発音チェック】
CopilotにはCopilot Voice(コパイロット ボイス)という音声会話機能があります。スマートフォンアプリ・ブラウザ版どちらからでも利用可能で、英語スピーキング練習や発音チェックに特に役立ちます。

音声モード(Copilot Voice)の起動方法
起動はとても簡単です。以下の手順で始められます。
- スマホアプリの場合:Microsoft Copilotアプリを開き、チャット画面下部のマイクアイコンをタップ。初回はマイクへのアクセス許可が必要です。
- ブラウザの場合:copilot.microsoft.com にアクセスし、テキスト入力欄のマイクアイコンをクリック。ブラウザのマイク許可を与えると音声入力が開始されます。
マイクが有効になると、CopilotがAIの音声で挨拶をしてくれます。あとは普通に話しかけるだけです。
英語設定に変更する方法(発音練習に必須)
日本語設定のままだとCopilotの返答が日本語になってしまい、英語スピーキング練習の効果が下がります。英語設定にするとAIの返答も英語になり、よりネイティブに近い音声で会話を楽しめます。
- Copilotのホーム画面右上の「設定(⚙)」アイコンをクリック
- 「言語」の項目で「English(United States)」または「English(United Kingdom)」を選択
- 設定を保存して、再度音声モードを起動
⇒ これだけで、AIが英語で話しかけてくれる英語環境が整います。
英語発音チェックの具体的な手順
Please check my English pronunciation and correct any mistakes. I’ll speak in English, and please tell me if my pronunciation or grammar is wrong.
このように伝えることで、Copilotが発音・文法のミスを指摘してくれるモードに切り替わります。実際に英語で話すと、間違いがあった場合に正しい言い方を教えてくれます。
注意点として、Copilotは音声の細かい発音(音素レベル)を分析する専用機能はありません。
発音の細かい矯正にはELSA Speakなどの専用アプリが向いており、Copilotはむしろ会話の流れや文法を鍛えるのに最適です。
「音声モードを英語設定にして毎朝5分だけ会話練習するのが、僕のおすすめ習慣化法です。シャワーを浴びながらスマホで話しかけるだけで、スピーキングが自然と慣れてきます。」
📎 関連記事:ELSA SpeakとChatGPTの使い分け完全ガイド【料金比較・無料で始める方法も解説】
次は、実際に使えるプロンプト集を紹介します。コピペするだけで今すぐ使えるので、ぜひ保存しておいてください。
コピペでOK!Copilot英語学習おすすめプロンプト集9選
Copilotに「何を話しかければいいかわからない」という方のために、目的別に使いやすいプロンプトを9つ厳選しました。すべて日本語で入力してOKです。

英会話練習プロンプト(3選)
①英会話の練習をしたいです。私が初心者レベルの英語で話しかけるので、やさしい英語で返事してください。まず最初に自己紹介してください。
②私はカフェの店員です。あなたはお客さんの役をお願いします。英語で注文してください。私の英語の間違いがあれば、会話の最後にまとめて教えてください。
③私が英語で文章を送るので、自然な返答を英語でしてください。そして返答の最後に「今日の英語フレーズ」として1つ表現を教えてください。
ライティング添削プロンプト(3選)
④以下の英文の文法・語彙ミスを指摘して、正しい文章に直してください。理由も日本語で説明してください。[英文を貼り付ける]
⑤この英文を、ネイティブスピーカーが自然に使う表現に書き直してください。どこを変えたか、理由と一緒に教えてください。[英文を貼り付ける]
⑥以下の日本語のメールを、ビジネス英語メールに翻訳してください。丁寧でプロフェッショナルなトーンにしてください。[日本語メールを貼り付ける]
単語・文法プロンプト(3選)
⑦「○○」という単語の意味・使い方・例文を3つ教えてください。日本語でわかりやすく説明してください。
⑧現在完了形(I have done)と過去形(I did)の違いを、日本人が間違いやすいポイントに絞って教えてください。例文もつけてください。
⑨「怒る」を英語で表現する方法をいくつか教えてください。ニュアンスの違いと、実際に使えるシーンも教えてください。
「プロンプトは最初から完璧にしなくて大丈夫です。まずはそのままコピペして使ってみて、慣れてきたら自分好みに少しアレンジしてみてください。少し変えるだけで返答の質がぐっと上がります。」
📎 関連記事:【目的別60選】生成AIで英語学習するプロンプト完全ガイド|ChatGPT・Gemini・Claude対応
次は、Copilotと他のAIを英語学習目線で比較してみましょう。
Copilot vs ChatGPT vs Gemini|英語学習に最適なのはどれ?
「結局どのAIを使えばいいの?」という疑問に答えるために、3つのAIを英語学習の観点から比較しました。
3大AI比較表(英語学習目線)
| 比較項目 | Copilot | ChatGPT | Gemini |
|---|---|---|---|
| 無料で使える範囲 | ◎ 広い | ○ 普通 | ○ 普通 |
| 音声会話 | ○ Copilot Voice(無料) | ○ 無料版あり | ○ 無料版あり |
| 英文添削の質 | △ シンプルな添削 | ◎ 詳しい解説つき | ○ 丁寧だが簡潔 |
| 最新情報との連携 | ◎ Bing連携 | △ 有料版のみ | ◎ Google連携 |
| 使いやすさ(初心者) | ◎ 登録不要で使える | ○ 要アカウント登録 | ○ 要Googleアカウント |
| プロンプトへの応答精度 | ○ 良好 | ◎ 非常に高い | ○ 良好 |
| Microsoft Office連携 | ◎ 特に強い | × なし | × なし |
ハクの結論:目的別おすすめAI
- 英語学習を今すぐ手軽に始めたい → Copilot(登録不要・無料・Windowsにも標準搭載)
- 英文添削・プロンプト練習を深くやりたい → ChatGPT(応答精度と解説の質が高い)
- 英語でのGoogle検索や最新情報学習 → Gemini(Google連携が最強)
- 英語ロールプレイ・会話練習を楽しみたい → どれでもOK、好きなものを選ぼう
⇒ 「ひとつだけ選ぶなら」という問いには答えにくいですが、英語学習の入口としてはCopilotが最もハードルが低い選択肢です。慣れてきたらChatGPTやGeminiも併用するのが上達への近道です。
「僕は普段、英文添削はChatGPT、日本語から英語の翻訳はCopilot、英語ニュース要約はGeminiと使い分けています。それぞれ得意分野があるので、目的に応じて切り替えるのが効率的です。」
📎 関連記事:Geminiで英会話ロールプレイ!初心者でもすぐ使えるプロンプト7選と練習法
では最後に、Copilotで英語ライティングを添削する具体的な方法を実例とともに見ていきましょう。
Copilotで英語ライティングを添削する具体的な方法【実例つき】
英語ライティング力を伸ばしたいなら、Copilotに添削してもらうのが最も手軽で効果的な方法のひとつです。書いて→直してもらって→理由を覚える、というサイクルを繰り返すことで、自然と正しい英語が身につきます。
基本の添削プロンプトと使い方
以下の英文の文法・語彙・表現の間違いを指摘して、修正した英文を書いてください。修正した理由も日本語で説明してください。(例)I went to the store yesterday and buyed some apple.
このプロンプトに対してCopilotは、「buyed → bought(buyの過去形は不規則変化)」「some apple → some apples(appleは可算名詞)」のように、ミスの種類と修正理由をセットで説明してくれます。これを繰り返すことで、同じミスを繰り返さなくなります。
ネイティブ英語に書き直してもらう方法
文法的には正しくても、ネイティブっぽくない表現はよくあります。そのときは「書き直し」プロンプトが効果的です。
この英文を、アメリカ人が自然に使う表現に書き直してください。どこをどう変えたか、日本語で理由も教えてください。(例)I think this plan is not good.
「I think this plan is not good.」は文法的には正しいですが、ネイティブはより自然に「I’m not sure this plan will work.」や「I have some concerns about this plan.」と言います。こうした表現の引き出しを増やすことが、英語力アップの近道です。
ビジネスメール添削の実例
Copilotはビジネスメールの添削にも使えます。特に「日本語メールを英語に変換する」用途では、ほぼChatGPTと遜色ない品質の英文を出力してくれます。
以下の日本語のビジネスメールを自然なビジネス英語に翻訳してください。丁寧でフォーマルなトーンにしてください。(例)お世話になっております。先日ご連絡いただいた件について、確認が取れましたのでご報告いたします。
Copilotはこれに対して、「Dear [Name], I hope this message finds you well. I am writing to follow up on our recent correspondence…」のような自然なビジネス英語を生成してくれます。
なお、Copilotの添削はChatGPTと比べてシンプルな場合があります。より詳しい解説や多角的なフィードバックが欲しい場合は、ChatGPTやGrammarlyと組み合わせると効果的です。
「英語ライティングは書いて添削してもらうを繰り返すのが一番成長します。完璧な英文じゃなくていい。まず書いてCopilotに投げてみる。それだけで続けやすくなります。」
📎 関連記事:Grammarly(グラマリー)の使い方完全ガイド【日本人向け】無料版で英語ライティングを今すぐ上達させる5つの活用法
まとめ:Copilotは英語学習の「入口」として最高の選択肢
この記事では、Copilotを使った英語学習の全体像から具体的な活用法まで解説しました。
- Copilotとは:MicrosoftのAIアシスタント。GPT-4ベース、Bing連携、Microsoft 365との親和性が高い。
- 無料版で英会話練習・添削・音声会話まで十分できる。
- 音声モード(Copilot Voice)で英語設定にすれば、スピーキング・発音練習が可能。
- おすすめプロンプト9選をコピペして活用しよう。
- ChatGPT・Geminiとの使い分けが英語力アップの近道。
- ライティング添削は「書く→直してもらう→理由を覚える」サイクルが最効率。
Copilotは英語学習の「入口」として最も使いやすいAIのひとつです。まずは今日から5分だけ、音声モードで英語を話してみてください。そこから英語学習の世界が大きく広がります。
よくある質問(Q&A)
Q1. CopilotはスマホアプリとPCのどちらで使うのがおすすめですか?
A. どちらでも使えますが、音声会話(スピーキング練習)にはスマホアプリが便利です。ライティング添削や長文プロンプトの入力はPCのほうが快適です。目的に応じて使い分けましょう。
Q2. Copilotは英語以外の言語学習にも使えますか?
A. はい、使えます。スペイン語・フランス語・中国語など多くの言語に対応しています。ただし、この記事では英語学習に特化した使い方を紹介しています。
Q3. Copilotで英語の発音を正確にチェックしてもらえますか?
A. Copilotは音声認識で文法・単語の間違いを指摘できますが、音素レベルの発音矯正(たとえば「r」と「l」の聞き分けなど)は苦手です。精密な発音チェックにはELSA Speakなどの専用アプリを組み合わせることをおすすめします。
Q4. CopilotとChatGPTの両方を使う必要はありますか?
A. 必須ではありません。最初はCopilotだけで十分です。使いこなせるようになってから、ChatGPTやGeminiを追加する「複数AI活用」にステップアップするのがおすすめです。
Q5. Copilotの無料版に回数制限はありますか?
A. テキストチャットには実質的な制限はほぼありません(1日の利用が多い場合は一時的に制限がかかることがあります)。画像生成は1日15枚まで。音声モードは無制限で使えます。詳細は公式サイトでご確認ください。

