「外資系の面接が英語で行われる。何を聞かれるのか不安」
「留学の面接練習をしたいけど、相手をしてくれる人がいない」
英語面接の準備は、ChatGPTやGeminiを使えば自宅で何度でもできます。想定質問を作る→回答を英語で準備する→音声で模擬面接をする→フィードバックをもらうという流れをAIで回せば、本番の前に「話せる状態」まで仕上げられます。この記事では、外資・転職・留学の英語面接に使える日本語プロンプトを、準備の順番に紹介します。
✅ 結論:AIで英語面接を対策するポイント
- 想定質問はAIに作らせる:応募先・職種・自分の経歴を伝えると、聞かれそうな質問をまとめて出してくれる
- 回答は「型」で準備:自己紹介や経験の質問は、STAR(状況・課題・行動・結果)の型で組み立てる
- 音声で模擬面接:ChatGPTやGemini Liveの音声会話で、面接官役のAIと本番形式で練習する
- 本番ではAIに頼らない:AIは準備の相棒。面接中にAIを使うのは避け、自分の言葉で話せるようにする
📋 この記事でわかること
- 英語面接でよく聞かれる質問
- AIで想定質問と回答を作るプロンプト
- 音声会話で模擬面接をするやり方
- AIで面接対策をするときの注意点
英語面接でよく聞かれる質問
外資系企業や留学の面接では、次のような質問がよく聞かれます。まずは、この定番の質問に答えられるようにしておきましょう。
| 質問 | 意味 | 答えるときのポイント |
|---|---|---|
| Tell me about yourself. | 自己紹介をしてください | 経歴の要点と、応募先につながる強みを1〜2分で |
| Why do you want to work here? | なぜ当社を志望したのですか | 応募先の特徴と自分の目標を結びつける |
| What are your strengths? | あなたの強みは何ですか | 強み+それを示す具体的なエピソード |
| What is your weakness? | あなたの弱みは何ですか | 弱み+改善のためにしていること |
| Tell me about a time when you… | 〜した経験を教えてください | STARの型で、状況から結果まで順に話す |
| Do you have any questions for us? | 何か質問はありますか | 仕事内容やチームについての質問を2〜3個用意しておく |
経験を聞かれたら「STAR」の型で答える
「〜した経験を教えてください」という質問には、STARの型で答えると、話がまとまりやすくなります。
| 型 | 話すこと |
|---|---|
| S:Situation(状況) | いつ、どこで、どんな状況だったか |
| T:Task(課題) | 自分の役割や、解決すべき課題 |
| A:Action(行動) | 自分が実際にとった行動 |
| R:Result(結果) | どんな結果になり、何を学んだか |

ステップ1:AIに想定質問を作ってもらう
まずは、応募先と自分の経歴をAIに伝えて、聞かれそうな質問をリストにしてもらいます。
あなたは外資系企業の採用面接官です。私は次の職種の英語面接を受けます。聞かれそうな質問を、よく聞かれる順に15個、英語と日本語訳で出してください。
応募先:IT企業のカスタマーサクセス職。私の経歴:日本の製造業で法人営業を5年担当。TOEICは800点。
最後に、私の経歴だと特に深掘りされそうな質問を3つ選び、その理由を日本語で説明してください。
応募先・職種・経歴は、自分のものに書き換えて使いましょう。求人票の仕事内容を貼り付けると、より具体的な質問になります(社外秘の情報は入れないでください)。
留学の面接なら、「応募先:アメリカの大学院(MBA)」「私の経歴:〜」のように変えれば、志望動機や研究計画を中心とした質問を出してくれます。
ステップ2:回答を英語で準備して添削してもらう
自己紹介を作る
英語面接の「Tell me about yourself.」への回答を作りたいです。次の内容をもとに、1分程度(約130語)で話せる英語の回答を作ってください。
内容:製造業で法人営業を5年。顧客の課題をヒアリングして提案することが得意。新規顧客を年間20社開拓。今後はIT企業で、顧客が製品を使いこなせるよう支援する仕事に挑戦したい。
面接で話しやすいように、短い文で、難しすぎない単語を使ってください。最後に、日本語訳も付けてください。
AIが作った文章は、そのまま丸暗記するより、自分の言葉に言い換えられる部分は言い換えておくのがおすすめです。本番で自然に話せるようになります。
経験の質問にSTARで答える
英語面接で「Tell me about a time when you solved a difficult problem.」と聞かれたときの回答を、STAR(Situation, Task, Action, Result)の型で作りたいです。
私の経験:大口顧客から納期遅れのクレームがあり、工場と調整して代替品を手配し、取引を継続できた。
STARのそれぞれの部分が分かるように英語で回答を作り、各部分に日本語訳を付けてください。全体で1分半程度で話せる長さにしてください。
自分で書いた回答を添削してもらう
英語面接の回答を自分で書きました。面接官の立場から、内容と英語の両方を添削してください。
直したほうがよい点は、①文法の間違い、②面接では不自然な表現、③内容として弱いところ、に分けて日本語で説明し、最後に改善した回答を英語で示してください。
(ここに自分の回答を貼り付ける)
英文履歴書(レジュメ)をまだ準備していない人は、こちらの記事もあわせてどうぞ。履歴書と面接の回答の内容をそろえておくと、話に一貫性が出ます。
📎 関連記事:英文履歴書(レジュメ)をAIで作る&添削する方法|ワーホリ・外資応募に使える日本語プロンプト付き
ステップ3:音声会話で模擬面接をする
回答の準備ができたら、声に出して答える練習をします。ChatGPTの音声会話や、GeminiアプリのGemini Liveを使えば、AIを面接官にして本番に近い練習ができます。Googleのキャリア支援サイト(Grow with Google)でも、Gemini Liveを使ってリアルタイムの会話形式で模擬面接をし、回答へのフィードバックをもらう方法が紹介されています。(出典:Grow with Google)
これから英語の模擬面接をします。あなたはIT企業のカスタマーサクセス職の採用面接官です。英語で質問を1つずつしてください。
私が答えたら、すぐに次の質問に進んでください。必要なら、私の答えに対して深掘りの質問(follow-up question)もしてください。質問は全部で6つにしてください。
面接が終わったら、日本語で次の点を評価してください。①内容のわかりやすさ、②英語の正確さ、③話すスピードや言いよどみ、④改善した方がよい回答とその改善例。
音声会話の使い方や利用上限については、こちらの記事でまとめています。
📎 関連記事:スマホで今すぐ試せる!Gemini Liveで英語練習する方法7ステップ【ChatGPTとの比較つき】
📎 関連記事:ChatGPTの音声会話が上限に達したときの対応方法
「模擬面接は、うまく答えられなかった質問こそ価値があります。終わったら、詰まった質問だけをもう一度AIに出してもらって、すらすら言えるまで繰り返すのがおすすめです。」

ステップ4:苦手な質問と「逆質問」を仕上げる
答えにくい質問への準備
英語面接で答えにくい質問への準備をしたいです。「Why are you leaving your current job?」「What is your weakness?」「What are your salary expectations?」の3つについて、面接で好印象になる答え方のポイントと、英語の回答例を作ってください。
回答例は、前向きで正直な印象になるようにし、日本語訳も付けてください。
逆質問を用意する
英語面接の最後に「Do you have any questions for us?」と聞かれたときの逆質問を、カスタマーサクセス職向けに5つ英語で作ってください。
仕事内容・チーム・成長の機会について聞く質問にし、給与や休日など条件だけを聞く質問は避けてください。日本語訳も付けてください。
AIで英語面接を対策するときの注意点
① 個人情報や社外秘の情報は入力しない
経歴を伝えるときは、会社名や取引先名、社外秘の数字などは伏せましょう。「大手メーカー」「売上を前年比で伸ばした」のように、ぼかして伝えても十分に練習できます。
② 丸暗記ではなく「要点」を覚える
AIが作った回答を一字一句覚えると、少し違う聞き方をされただけで答えられなくなります。話す順番と要点を覚えて、毎回少し違う言い方で答える練習をしましょう。
③ 本番の面接中にAIを使わない
オンライン面接でも、面接中にAIに答えを作らせて読み上げるのは避けましょう。応募先のルールに反するおそれがあるうえ、深掘りの質問に対応できなくなります。AIはあくまで準備のための練習相手として使うのが安心です。
④ 英語の細かい表現は人にも確認してもらう
AIの添削は便利ですが、業界特有の言い回しなどは、可能であれば英語が話せる知人や転職エージェントにも確認してもらうと安心です。
よくある質問(FAQ)
Q. 無料版のChatGPTやGeminiでも面接練習はできますか?
はい、この記事のプロンプトは無料版でも使えます。音声会話には利用上限があるため、長時間練習したい場合は、文字のやりとりと組み合わせると効率的です。
Q. 英語面接の準備はどのくらい前から始めればいいですか?
人によりますが、定番の質問への回答を作り、声に出して練習するところまで考えると、少なくとも1〜2週間は見ておくと安心です。
Q. 英語に自信がなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。AIに「短い文で、難しすぎない単語で」と指定すれば、自分のレベルに合った回答を作ってくれます。完璧な英語より、伝わる英語で要点を話すことを優先しましょう。
Q. 留学の面接にも使えますか?
使えます。応募先を大学や大学院に変え、志望動機や研究計画、将来の目標などを中心に質問を作ってもらいましょう。
まとめ:AIを面接官にして、本番前に「話せる状態」をつくる
- AIに応募先と経歴を伝えて、想定質問をリストにしてもらう
- 自己紹介や経験の質問は、STARの型で英語の回答を準備する
- ChatGPTやGemini Liveの音声会話で、面接官役のAIと模擬面接をする
- 苦手な質問と逆質問を仕上げ、要点を自分の言葉で話せるようにする
- 個人情報は入れず、本番の面接中にAIは使わない
